見出し画像

その一言



またまた就活のお話。


昨日、就活の相談窓口みたいなところがあって、そこに行きました。

初めての場所です。


黒色より白色の方が少し多いくらいの髪の男性が、担当になってくれました。


出身地を聞かれたあと、
地元戻るの?と聞かれ、

就職するとしても東京かな〜と思ってます。


って伝えると、



そっかーじゃあ地元を捨てるわけだ。


と、少し笑いながら言われました。
冗談で言ってるのは分かったけど、


私にとってはとてもゆるせなくて、
我慢できなくて、


なんでそんなこと言うんですか〜笑

と、できる限りの笑顔で抵抗しました



これが私にできる最大の抵抗でした。


冗談って分かってるのにそれをどうこうつっこむのは違うし、

でも言ってることは、私にとっては到底ゆるせなかったです。


私は地元が好きで、
でも、大好きなことがあるから東京にいようと思っている。


でも、そんな理由は関係なくて、
傍からみたら、

地元を捨てて東京を選んだ子

になるんだなぁって思いました。


地元はすごく田舎で、世間も狭くて、みんな知り合い。うわさはどんどん広まっていく。

どこの大学へ行った、どこに就職した、いつ結婚するのか、と、びっくりするくらい全部が筒抜けで知られる。


だからきっと、そういうご近所さんからしたら私は、

地元を捨てた子

なんだろう。

いくら地元が好きでも、そんなのはたぶん関係ない。



行動として、地元に戻ってこなかった、って言うのだけが残るのだ。


それできっと、


「あそこの家は子どもがみんな東京出ていってまって、かわいそうや。」


って思われるんだと思う。



だから、今日言われた一言はきっと間違っていなくて。
言い方は、それはどうなの?とは思ったけど、よく考えたら事実だから、それがくやしい。





前に友人とある話をしたんです。
色んなことが自分とは真逆な友人です。


家族のために、ってなんなんだろう〜みたいな。


その子にとっては、
「家族を想う」ということは
地元に戻って家族のそばにいること。

少しでも長く、一緒に時間を過ごし、何かあった時も助けられる場所にいること。

それが、「家族のため」。




私も、家族は大好き。

でも、私にとっての「家族のため」は、私が幸せになること!

私が私にとっての幸せを掴んで、
「私は幸せだよ!」って胸を張って言うことが、私にとっての「家族を想う」ということ。
その幸せの中に、家族が直接関わっていようが、いまいが。


多分、普通に見たらそれってすごく冷たいし、親不孝なんだろうな〜って思います。



でも、私にとってはそうだから。


もちろん、
やりたいこともやって、家族もそばにいたら、それ以上の幸せはないと思う。


だけど、今はきっと、どっちもは手に入らない。


今の私には、どちらも手に入れるのは難しい。



だから私は、自分のやりたいことを選んで、
1人で東京にいます。



故郷を捨てた、って言われたらそこまでだし、その通りだし、何も言い返せないけれど、



でも、
私は自分の選択に胸を張って、生きていたいなーと思いました。





おわり





今の気分
詩を書いたり、ちょっと小説を書いてみたり、絵本の文章を考えてみたり、戯曲っぽいものを書いてみたり、1人で色々挑戦してみています〜
春休み!心の余裕!バンザイ!

でもね。書いて、それっきりです
人に見せるというのは本当にとても勇気が要ります
相手に気を遣わせて反応をいただくことになるだろうから、それがすごく申し訳ないしこわいんですよね〜

どんどん眠っていく言葉たち...
いつか、どうにかして蘇生させたいです!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?