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おすそわけ日記 121 「笑って、楽しんで、ただ生きよう〜『春風亭一之輔 十日間連続 落語生配信』を聞いて〜」

世の中がすごいことになってる。

みんなが自分たちの出来ることをオンラインで提供してくれて、

朝から晩まで、ひと様の善意で成り立っていると云うありがたさ。


そんな中で、私が現存する噺家の中で一押しの春風亭一之輔師匠が、You Tubeで落語を配信するとのこと。

スバラシすぎる。

丁度、第一回の配信が始まったところで滑り込み視聴。

演目は『初天神』ではじまり、父親と湯島天神に詣でる子供の「愛くる憎らしさ」よ。

一之輔師匠は、親子を演らせると、先人でも敵わないリアリティと面白さがある。

「ははははははははははは!」と、は行ア段で笑いが止まらない。

時折、ツボに入りすぎて「へへへへへへへ〜!」とエ段の笑いになり、親父かよと自分ツッコミ。

亡くなった志ん朝師匠の高座のDVDを延々と見続けるしか楽しみがないと思っていた私に、笑いと希望をありがとう。

寄席に、また行けるようになったら、出来る範囲で貢ごう。

一方、母は、You Tubeで嵐のコンサートに釘付け。

大野くんのダンスが多くてよかったね〜。


こんな天国のような日々が訪れるなんて、本当に思わなかったなぁ。

沢山の人から、沢山の贈り物を受け取って、私は何が出来るんだろうと思う。

今、心が揺らいでいて、私には何も出来なんじゃないかと不安になる。

だったら、まず、この贈り物を受け取って、笑って、楽しんで、ただ生きよう。


みんなが差し伸べてくれた手を「ありがとう」と取って、

繋いだ手を離さずに、生きる輪を広げていくことが何よりも大切だと信じてる。


【今日の一枚】私にとって、笑いはすごく大切なもので、それは高校生の頃に知った落語から始まっているのです。人を貶めず、芸として品のある笑いが好きです。

【#つづく日々に】のタグをつけて、日常で心ときめいたことを投稿する企画をはじめました。日常のよろこびをみんなでシェアしあって、笑顔が増えたら嬉しいです。

今日もおつきあい頂いて、ありがとうございます。

毎日、書く歓びを感じていたい、書き続ける自分を信じていたいと願っています。