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おすそわけ日記 164「2020年 我が家の心の支え大賞」

制約に溢れた今年一年、誰かが、何かが、いつも私たちを支えてくれた。

ありがとうの気持ちを込めて、母と二人で今年一番、自分の心のささえになったものを考えてみた。


口頭ドラムロームの高鳴る中で発表。

「一つに絞れませんでした…」と母。

いいですよ、何ですか。

「あつ森とお茶です!」

母の楽しみである、お茶のお稽古や研究会が開催されなくなった中、家で心を和ませてくれたのが、あつ森ことNintendo Switchのゲームソフト『あつまれどうぶつの森』。「とにかく、可愛い!和む!家族に共通の話題も作ってくれました。」ゲームの購入から半年以上経つけれど、母は一向に飽きる気配がなく、毎日ログインしては、どうぶつさん達と話し、せっせと海に潜って海の幸を捕獲。コントローラーのボタンを連打しながら、あまりに熱心に海で泳ぎ続ける母の姿に、現実のストレスの大きさを思い測る娘であった。

お茶は今年後半よりお稽古が再開し「お茶のお友達と会えるのが嬉しい。」「お手前をしている時は無心になれる。」と嬉しそう。母が七十の手習で始めた茶道も八年めに入り、茶名に手が伸びる所まで辿り着いた。お茶と結婚するとまで言い切った意気込みも愛も、衰える気配なし。


二度目の口頭ドラムロールで、私の心の支え大賞を発表。

「観音気功です!」

Tao of Life主宰の土屋しずかさんが、オンラインで開催なさっている観音気功のレッスンに、三月から毎週参加している。観音気功は、慈愛の気功と呼ばれ、十一の型で構成されていて、そのどれもが美しく意味深い。今まで運動と云うと「動き」だけを追っていたのだが、観音気功は「まず、自分の身体を感じる」ことから始められる。それは「イコール、自分の今を感じられる」ことで、今に居る自分の身体があって初めて動きがある、動くことが気持ちいい、と自然な流れを作ってくれるのだ。そして、決して無理な動きはしないけれど、自分の身体にはもっと可能性があると感じられるのも、とても嬉しい。


2020年と銘打ったけれど、母と私の心の支え大賞は、きっと2021年も支えになってくれるモノばかりだ。

続けたいと思える程、魅力に溢れているからこそ、心の支えになっているのだと思う。

今までも、そして、これからも、ありがとう。


土屋しずかさん(Tao of Life主宰)の観音気功を主軸にしたタオクラスが来年もオンラインで開催されます。健やかに気持ちよく、美しくなりたい女性の皆様にオススメ。私も引き続き参加させて頂きます。

【今日の一枚】誕生日に母から貰った薔薇が随分と長持ちしてくれました。(今は枯れ始めましたが。)花も心の支えですね。

【#つづく日々に】のタグをつけて、日常で心ときめいたことを投稿する企画をはじめました。日常のよろこびをみんなでシェアしあって、笑顔が増えたら嬉しいです。

今日もおつきあい頂いて、ありがとうございます。

毎日、書く歓びを感じていたい、書き続ける自分を信じていたいと願っています。