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おすそわけ日記 142 「うれしいことを数えてみる」

一つ目。オンラインで、AFP(Art of Feminine Presence ™️)のティーチャー仲間と交換セッションをして、女性の薫るように開く美しさに感動する。ここ数ヶ月、自分のファシリテーターとしての質に疑問を感じていたけれど、彼女の歓びに溢れた笑顔を前にしたら、もうこれで充分と思えた。

自分がAFPを好きで、好きなことをシェア出来る。それがただ嬉しい。今、そこに立ち戻って来た。


二つ目。お盆のお迎えにお寺に行った母が、帰りにスーパーで持ちきれない程の買い物をしたので、迎えに行く。お迎えのお迎え、いい感じだ。二人で家に戻り、家族や御先祖様たちは、みんな、くつろいでいるかなぁと母と話す。二人とも疲れていて、仏様にお供えする煮物作りは明日に延期。ごめんね、と母が仏壇に手を合わせる。

お盆に家族が揃っているのを感じて、心が凪ぐように落ち着く。今も尚、こんなにも愛されている。


三つ目。母も私もお腹がペコペコで、五時過ぎにちゃちゃっと肉まんとサラダで夕飯。三個入りの肉まんの最後の一個を母が半分に切ってくれた。「好きな方を取って」と言われ、どちらが大きくてみっちりしているかで真剣に悩む。だって、茹で卵だって、白身ばっかりの方とかあるもんね。肉まんを凝視する私に、母が「食べられるなら、全部食べていいよ」

母の優しさに涙が出そう。実は、昨日から肉まんがすごく食べたかったんだ。歓びに打ち震え、もふもふ頬張る幸せ。


四つ目。母とのあつ森ライフ。ゲームのプレイ時間が二人合わせて二百時間を超えても、まだまだ飽きない。母は家事を終えた途端に「よろしいでしょうか」と断って、テレビの前に陣取る。その昔、巨人軍ファンの母がテレビの前で体育座りをして、ぽーりぽーり胡瓜を齧りながら、食い入るように野球中継を見ていた姿を思い出す。

お母さん、すごく楽しいんだね。「うん、すごく楽しい!」目をキラキラさせてゲームに夢中な母が愛おしい。


五つ目。今、こうやって、今日一日のよろこびを綴ることが出来て、本当に嬉しい。書きたいと思う気持ち、自分なりに表現できる力、それを発表できる場、読んでくれる人がきっと一人でも居ると信じられること。

よかったね、私。静かに、穏やかに、雨のように、ありがとうの想いが降り注ぐ。


【今日の一枚】肉まんは、味付けが甘い肉まんのが苦手なので、初めてのお店で買うのはデンジャラス。これは、成城石井で買った肉まん。随分昔に買って、癖がなくて甘くなかったから美味しいと思った記憶が。で、その通りで、私は食べ物に対する物覚えは異常にいいなぁと感心しました。

【#つづく日々に】のタグをつけて、日常で心ときめいたことを投稿する企画をはじめました。日常のよろこびをみんなでシェアしあって、笑顔が増えたら嬉しいです。

今日もおつきあい頂いて、ありがとうございます。

毎日、書く歓びを感じていたい、書き続ける自分を信じていたいと願っています。