見出し画像

公認会計士の朝は遅い。本当に遅い。

 公認会計士の朝は早い……
わけではない。遅い。
所属する法人によっては朝10時始業のところもあるし、朝9時始業の法人であっても、仕事はスロースタートでオフィスに10時を越えてから出社してくる人もしばしばだ。
加えて近頃はリモートワークが進んでおり、外に出て仕事をすることが少なくなってきている。

私は自宅の部屋で、仕事机の後ろにベッドを配置している。だから、リモートワークの日は始業2分前に起きて、そのまま床に足をつけること無くイスに座り、ノートパソコンを開くことも可能なわけだ。
他人には到底見せられない生活をしている気がする。

そしてこの業界は閑散期が明確に存在するため、その時期になると繁忙期のストレスで解き放たれた会計動物たちはフリーダムなムーブをかます。
オフィスはフリーアドレスで決まった席はないし、閑散期は与えられた仕事がゼロだったりするから、ランチを3回くらい食べたり、昼寝を3時間ぐらいしたり、どっかにブラつきに行ったり、普通の会社では考えられないことができてしまうのである。
このような働き方が可能なのは、公認会計士の仕事は毎日決まった仕事をこなすことが求められるようなものではなく、例えば1週間後の期限までに完結させるというような仕事の与えられ方をするため、その間で進め方に幅を効かせやすいことが一因である。
普通の会社員よりは時間の使い方の自由度が高いのだ。

 もちろん職業柄、忙しい時期は土日問わず働くため、その場合は朝早く起きて働く場合もある。ということは会計士の品位のために補足しておこう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?