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不登校の子の生活で見直したい3つの事

こんにちは。不登校・引きこもり専門カウンセラーの西村あかねです。

不登校が長引くと、何となく生活パターンがマンネリ化してしまって、新た変化の糸口が見いだせない事も多いのではないでしょうか。

そこで今日は、不登校の子の生活で見直したい3つの事についてお伝えします。もう一度、初心に立ち返って、基本的なところから見直してみませんか??

①生活習慣を正しくする
 こんなこと言うと、「そんなの分かってるよ、でもできないんだよ!!」という声が聞こえてきそうです。しかし、やはり人間は動物です。朝日とともに目覚め、日暮れとともに就寝する、これが最も自然な生活の仕方です。
 生活習慣を正すと、幸せホルモンの一つと言われる「セロトニン」が分泌され、幸福感が得られるだけでなく、精神も安定するので、日々の生活が楽になり、過ごしやすくなります。
 不登校の子の中には、イライラが多い子もいるのではないでしょうか。これは、生活のリズムが狂っていることが一つの原因です。
 何となく一日を過ごすのではなく、起床時間、就寝時間の目安を作りましょう。それに向けて一日をスケジュールします。
 一気には難しいでしょうから、5分~15分程度から始めます。できれば、朝を5分から15分ずつ早く起床するように意識しましょう。カーテンを開け、朝日を浴び、自然と目覚めるような仕組みづくりも必要です。
 お子さんの状況により、難しい場合もあるでしょうが、もう一度、基本中の基本である、生活習慣を見直しましょう。

②家族団らんの時間を作る
 不登校の子は、家族以外の人とコミュニケーションをとる機会が少ない場合が多いと思います。そこで家族とのコミュニケーションもないとなると、人と接すること自体がなくなってしまします。
 ぜひ、家族で話す場、家族団らんの時間を設けてください。一番良いのはやはり食事の時間かと思います。どうですか?「子どもも親も、スマホ片手に食事。」なんてことになっていませんか??夕食の時間だけでも構いません。スマホは閉じて、家族で話す時間を取りませんか?
 実はうちもそうだったんです。仲が悪いわけではありませんでしたが、各自好きな媒体で、好きなものを見る。ほとんど会話なし。これを見直しました。今は、家族みんなが好きな番組を一緒に見ながら、それについて語ったり、あるいはいろんなことを話したりしています。
 家族団らんの時間が取れると、幸せホルモン「オキシトシン」が分泌されます。できるようであれば、ハグするなどのスキンシップを入れると最高です。
 時間がとりずらい場合は、家族のグループラインを作ってみるのもいいかもしれませんね。そこで、連絡事項からでもいいので、家族全員がかかわりを持って、言葉を共有する。ここから始めてみてください。

③3次元の刺激を与える
 ゲームやスマホはほどほどにして、3次元の刺激を与えてあげてください。ゲームやスマホもさせていいんですが、それだけにならないようにしましょう。ゲームやスマホはどうしても2次元です。脳への刺激が少ないです。現実の3次元での活動は、前頭葉が刺激され、幸せホルモンで、やる気を引き出す「ドーパミン」が分泌されます。川遊び、山登り、木登り、海水浴、雪遊び、散歩、なんでもいいです。3次元の経験をたくさんやりましょう。特に、初体験のものがよりドーパミンが分泌されます。
 ぜひ、ゲームやスマホだけにならず、3次元の遊びを取り入れてみましょう。

今日お伝えした3つの事は、どれも、すぐに取り組めることです。「どうせダメだ」と思わずに、3つのうち、一つからでも見直してみませんか?

3大幸せホルモン「セロトニン」「オキシトシン」「ドーパミン」の分泌を促すことで、子どもの生活のマンネリ化から抜け出せるきっかけになるかもしれません。

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