パパラギ ヨーロッパを旅した南の島のツイアビが話した、「よく生きる」ための考えとヒント
本を読み終えたので感想を📚
毎週とっているこども新聞のおすすめ本で紹介されていた児童書。
南の島の族長が島の人々のために書いた演説集をわかりやすくリメイクしたもの。
パパラギとは白人の人たちのことを意味しています。
時間、お金、物、情報、知識について、現代の私たちの当たり前が立ち止まって今一度見直してみようと説くような内容でした。
物はたくさんあって豊かになったけど、本当の豊かさとは何か。
このツイアビがいうままに、ツイアビの南の島でのような生活するのは現代社会では難しいけど、今もう自分は満ち足りていること、事足りていることを知れたら、焦ったり、誰かと比べて嫉妬したり、「なにか物足りない」みたいな虚無感に襲われることは避けられそう。
幸せの尺度を見直すことが、自分を癒せる1番簡単な方法なのかな。と改めて思いました。
考えさせられるような深い内容の合間の、
南の島の暖かい爽やかな絵がほっとさせてくれる。
児童書だけど、大人の私が読んでも楽しめる本でした。
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