見出し画像

副業3年目の私が考える 『副業の可能性』

はじめまして。株式会社ダイニーのデザイナー、あかねです。私たちは12人でモバイルオーダーを開発しているチームで、私はその中でUI設計からポスターまでデザインに関するもの全ての制作を担当しています。
(デザインについては完全独学なので日々勉強です)

私は25歳にして2度の転職を経験しており、ダイニーが3社目です。なかなかに右往左往してきたキャリアですが、唯一継続していることとして、いわゆる「副業」があります。個人事業主として開業し、結婚式に使われる席次表やウェルカムボードをオーダーメイドで制作しています。

note1_img05 のコピー 5

月利益2〜3,000円から始まった副業ですが、現在ではサラリーマンの月収〜ボーナスくらいの額となりました。(大変有難いことです)

約3年間続けてきた副業で、意識的にやってきたことや自分なりの考えをお見せすることで、副業に踏み出したい方の判断材料になればいいなと思います。どうぞお付き合いください💁‍♀️


□副業を始めたワケ

なやむ女性

私は4大の経済学部出身です。新卒では建設会社の営業、2社目でWebの制作会社(クライアント先に常駐)を経験していますが、どちらにも共通して自分が成長している感覚がないという危機感がありました。建設、Web業界はどちらも激務なイメージがあるかと思いますが、私の場合幸か不幸かほとんど残業したことがなく、体力を持て余して帰宅していました。そこで自分の可能性を広げる場所、スキルアップする場所として副業を始めることにしました。


□副業は楽に稼げる?

副業と言えば「楽に稼げるもの」というのが世間一般のイメージかと思いますが、これは半分間違いで半分正解な気がしています。

note1_img05 のコピー 2

「楽に」を分解したとき、「誰でもできて簡単」という意味ではなく、「皆が苦に思うことを苦に思わず長時間できる」と解釈したとき、副業は楽に稼げるものと言えるかもしれません。(でもなんか「稼げる」って表現嫌ですよね😞)

note1_img05 のコピー 4

私の場合は似顔絵を描くこと、グラフィックデザインを作ること、ユーザーの導線や体験を考えることは大好きだったので、ここを主軸としました。その結果、厳しいスケジュールの中でも副業を続けて来られたと思います。
ちなみに、それらは最初のうちは上手じゃなくても大丈夫です。「好き!何時間でもやっちゃう!」というポテンシャルが何より大事だと思います。


□実際に制作してきたもの

note1_img05 のコピー

初任給でWacomのペンタブを買ったことがきっかけで、デジタルの似顔絵を制作を開始。
そこから自分のイラストがウエディングと親和性が高いと気づき、花嫁さまをターゲットにしたウェルカムボード制作へシフトしていきました。現在はペーパーアイテム9割、ウェルカムボード1割くらいの割合で制作しています。


□各フェーズで使用したチャネルとその目的

note1_img05 のコピー 3

如何せん実力も実績もないものですから、まずは安く大量にイラストを描こうと決め、ココナラで活動していました。
今思うといきなりInstagramでの発信ではなく、ココナラでイラストの練習・顧客のニーズ調査・実績作りをしたことが功を奏した気がしています。
ココナラさんありがとう!🤩

ある程度実績が作れたあとはInstagramの運用を開始し、Instagramで集客→HPのContactから問い合わせしていただくスタイルを今も続けています。


□1日のスケジュール

画像10

これはWeb制作会社にいた時の平日のスケジュールです。
・絶対に残業しないため、猛スピードかつ効率的に業務にあたる
・昼休憩でも進捗を生むためご飯を食べながら作業する
この2つを厳守していました。やはり夜は体力的にきつい日もあるので、昼休憩でいかにパワフルに制作できるかが勝負でした。
昼休憩に入る前に1時間で終わらせたいことをリスト化し、タリーズコーヒーへ猛ダッシュ🏃‍♂️
(Wi-Fi・電源はマスト!)

更にメニューを選ぶ時間すら惜しかったので、無思考でソーセージドックとジェノベーゼパスタを日替わりで食べてました。今振り返ると若干の狂気すら感じます。笑


□副業がうまく行ったら独立すべき?

4d7e03aebc54b92ee5af09118e632b67_sのコピー

「そんなに稼ぎがあるならそれ一本にしたら?」とよく聞かれますが、個人的には「NO」です。

理由は2つあり、そのうちの1つは「収入が減ったとき、人は正しい判断ができなくなる」ことを体験しているからです。
1社目の建設会社からWeb制作会社に転職する間、数ヶ月間だけ副業一本になったことがあります。当時はそこまで高い売上はなかったので、とにかく生活するためにどう売上を上げるかばかり考えるようになってしまいました。
そんな状態で思いつくのは小手先のキャンペーンばかりで、ブランドの質を落とすようなものばかりです。その時、本業の安定した収入があってこそ自分のしたいクリエイティビティに挑戦できるのだと強く感じました。
(会社よ、ありがとう...😭)

2つ目は、好きなものしか学習しなくなるからです。それは今の会社にいて痛感していることで、独立していたら到底学ばなかったであろうIT業界のテクノロジーや、視座の高い思考を学ぶことができています。自分の知らない世界をたくさん見せてくれる仲間がいるので、心からダイニーの社員になってよかった!と思っています。(エモい)


□副業をやってよかったこと

画像7

自分の可能性を広げることができた
・一人ですべてやり切る根性がついた
・生活できる水準まで収益が立ったことで、チャレンジしたかったスタートアップに飛び込めた
🥳ありがとう、私の副業!!!


□余談ですが...

これまで散々、「副業、副業」と言ってきましたが、個人的に自身のウエディング事業を「副業」と呼ぶことに抵抗があります。
サイドビジネスだなんて到底思っていないし、私を構成するとっても大切な要素です。
(今回は便宜的に「副業」と呼びました)

一方で、副業として始めた活動がその枠を飛び越えた証拠でもあり、喜ぶべき抵抗感なのかもしれません💡


□最後に、こんな方はご連絡ください

ここには書ききれなかった副業のあれこれや、D2Cのノウハウがまだまだあり、再現性があるのかすごく気になっています。ご自身でサービスを展開してるけど、なんかうまくいかないなぁなんて方がいましたらぜひTwitterからDMください!

最後まで読んでいただきありがとうございました✨


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?