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思春期への3つのアイテム「鏡」「ブレーキ」「定規」

中学へ出張した際に教室に掲示されている学年だよりに目が留まりました。

思春期を迎えて大人に反抗したくなる時期だからこそ
以下の3つのアイテムを持ってほしいといった内容でした。
その3つのアイテムとは、

1 鏡
2 ブレーキ
3 定規



私は学年だよりを暗唱するほど読み込み、
忘れないようにしました。

そして担任する 6 年生に伝わるように次のように少し変えて伝えました。

6 年のこの時期、折り返し地点を迎えて
卒業に近づきます。

思春期と言って大人に反抗したり、大人が本当に正しいのだろうか
ふと考えたりする時期、それでいて、行動が伴わないこともある時期だからこそ
大切にしてほしい3つのアイテムがあります。

こう前置きして3つのアイテムを黒板に書きました。

「鏡」は、どういうときに使いますか?


自分の姿を見て身だしなみを整えますね。
思春期になると、大人の言われるままに行動するのを嫌がることもあります。
その時に、鏡を見ましょう。

自分の行動は仲間を傷つけつけていないか、
周りに迷惑をかけていないか、
今までは親や先生が、注意してくれました。

これからは自分で「鏡」を見て客観的に判断できるようになりましょう。

「ブレーキ」はどういうときに使うアイテムでしょうか?


これ以上、その行動を続けたら周りに迷惑をかけてしまいそうだ!
自分の行動にブレーキをかけられるといいですね。

周りの人がやっているから自分も!ではなくブレーキをかけてほしい。
これまでは親や先生が注意してくれました。
もう自分でブレーキをかけていこう。

「定規」はどういうときに使うアイテムですか?


ここまでは大丈夫、よい行動、
ここから先は人に迷惑をかけてしまう、
という間に線を引けるようになってほしい。

これまでは大人が引いてくれました。

次からは自分で引こうね。

これから思春期を迎え、心のバランスが崩れることもあるかも知れません。
3つのアイテムで行き過ぎた行動をしないように
自分を上手に運転してほしいです。

このように語りました。

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