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"空想日記"⚡️no.41

緑玄『…面白い!!…面白いぞ人間!!』

      『歳の頃は15〜16、といったところか…
       それなのに…どういうことだ!?
  普通なら2つ3つは蓮器が
  満ちていてもおかしくはない…
       なぜじゃ?
  里の者ではないのか?
       いや…
       常人がこの"呪力の重い"空間で
  生きていられるはずもない…
       それどころか…
       体なんぞ
       跡形もなく朽ちてしまうわ』
       

かの者は、横たわる男に興味津々だ。
それほど…男の存在は異常だと言わざるを得なかった。

緑玄『…よし…わかった。

       … フフっ……戯れじゃ…

  こやつに、
  わしの呪力を少しくれてやろう』


かの者は、好奇心に突き動かされ
男の体の前に手をかざす
そして、
自らの呪力を
男に注ぎはじめた…



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