見出し画像

スナックという実験。現代に求められる「ゆるやかな繋がり」への欲求。

はじめまして、こんにちは。

本業はネット印刷のマーケティング担当、外部活動ではコミニティプロジェクト盛り上げマン「あかまつ」です。

今回は少し私自身の小話を。

先日、2019年6月14・15日に一人でスナックイベントを開催させていただき、たくさんの方に来ていただきました。大盛況・大成功。

なんでそもそもスナックなのか**

自分のなかでは開催前から反響をいただき、イベント当日も、「なんでスナック?をやろうなんて思ったんですか?」という質問も何回か受けました。

これにはちょっと訳があって。

私は以前勤めた会社を退職する際に「送別会は自分で開催します」と言って、周囲を驚かしたことがあります。正直「送別会」というシステムがあまり好きになれないところがあって。

そのときの一番の理由としては「送別会に来たくない人は嫌だろうな」と思ったからなんですよね。(「ひねくれてるなぁー」と言われるかもしれないが、皆さん大人になって一度は仕方ないから参加する飲み会ってありませんか?)

店を自腹で貸し切り「Bar 赤松」と題して20時から朝まで開催。いつ来てもいいし、いつ帰ってもいい。結果としては「私に会いたいと思った人」が来てくれて、「送りたいと思ってくれた人」が多数来店してくれました。通常の送別会では絶対来れないであろう取引業者や店舗のお客様も一部来てくれたんです。これには驚きました。

私の儲けはゼロ。でも、密な繋がりの人が来てくれてとても幸せでした。

その後、転職し10年。

自身の環境も大きく変わり、すっかりそんなことも忘れていたのですが、昨年2018年2月に【前田デザイン室】・8月に【サイボウズ式第2編集部】というオンラインコミュニティに入りました。さまざまなプロジェクトを通して、改めて自身の普遍的価値を見つめ直すことができ、ここでの活動は本業にも存分に生かされています。

さらに、プロジェクトを通して、密度の濃い仲間が爆発的に増え、自分のことについて気づいたことが2つあります。

ひとつは、「人とつながることが好きなんだ」ということ。
もうひとつは、「人と人がつながることに幸せを感じる」ということ。

1日の大半をデスクワークである本業では、なかなか感じられなかった感覚でした。と、いうか忘れかけていた価値観なのかもしれません。

そんなことを考えていたとき、友人のサイボウズ式編集長の藤村くんがスナックイベントを開催したんですよね。

<本文抜粋>イベント運営者がヒーロー・ヒロインになるのではなく、来ていただいた方同士がつながり、新たな発見をしたり、関係性を構築したりする。そんな場所になればいいなと思っていました。

この一節を読んだとき、素直に「あ、これだ。私もやりたい」となり、思い切って東京で開催することにしました。

知らない人と知らない人が丸裸で繋がる空間。そして、自覚すること。

結果としては大盛況。10年前と同じように感じた充実感と幸福感を存分に味わいながら、2日間で約40名の方が来てくれました。

誰かが指示するまでもなく、カウンターに入りお酒を作り、手伝ってくれる。ひとりで寂しそうにしてる人がいれば、声をかけて盛り上げようとしてくれる。かと思えば、そっとお酒とスマホでひとりの時間を楽しむ。お酒が飲める人も飲めない人も関係なく、グラスを交え会話を楽しむ。

時間にとらわれず、自由にお店に来て、自由にお店を後にする。

最高。

さらに、10年前とは違う発見もありました。いや、再発見と言うべきか。

スナックイベントは普段、絶対に組み合わさることがないリアルな交流関係が生まれる。つまり、新しく、そしてゆるく繋がる交流です。さらに私は、そのような場で繋がりやすい空気を作るのが得意なんだろうな、と。

・知らない人同士の共通点を見つけて話題をふる。
・話題が止まれば、ツッコまれるような話をする。
・おしゃべりな苦手な人には答えやすい質問を。

ただ自分の特性として私は単純に人が好きで、人懐っこいんでしょうね。子供のころから変わっていません。

今後も不定期ではありますが、チャンスがあれば開催しようと思います。

最後に。

今回のイベントにおいて、ポルカで支援していただいた方、カンパ箱に寄付していただいた方、誠にありがとうございました。とても楽しい時間を過ごすことができました。

ご支援頂いた方を紹介させていただきます。

※直接、カンパ箱に入れてくれた方、全員把握できませんでしたので、今回はご紹介を控えさせていただきました。申し訳ございません。

…で、さらに。

いきなり&急なんですが、7月13日に所属しているコミュニティ「サイボウズ式第2編集部」がスナックイベントを開催され、私もカウンター内に立って盛り上げます。もしご興味がある方、ぜひお越しください。

場所:東京/学芸大学駅前『snackbar.FLAT』住所:〒152-0004 目黒区鷹番3-7-13 たこ焼き屋「花たこ」の裏GoogleMAP:https://goo.gl/maps/gmhcawCaGQ5qSY968時間 :7月13日(土)16:00〜20:00※事前申し込みは特にございません。出入り自由料金:チャージ/1,500円(1ドリンク+乾きもの?)

▶︎あかまつ もんざえもん(赤松翔)のTwitter

メインバナー写真 38caさん
本文中写真 そじ丸さん


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?