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Akamaiで働くパパママ社員

こんにちは。Akamai人事の江島(以下「え」)です。

Akamaiでは幅広い分野で尖った才能のある社員が多く働いており、性別・年齢・国籍に関係なく、成果を発揮し、夢を追い続ければ実現を可能とする会社です。
Akamaiにとって、「People」は最も重要なアセットであり、それぞれの能力が発揮できる環境を整えています。
この記事では、そんなAkamaiで働く「中の人」にスポットライトを当てて、ご紹介していくシリーズの第2弾です。(第1弾は、こちら

今回はWorking Parentsをテーマとして、岡本さん・工藤さん(以下、「お👨」・「く👩」)にお話を伺いました。


自己紹介

え)まずは自己紹介をお願いします!

お👨)それでは、まず私から。Engagement Managerの岡本です。
私は約10年半Akamaiで働いています。前職は新卒で入社した会社でシステムの監視製品のテクニカルサポートをしていました。
Akamaiに転職したのは、もっとお客様寄りの仕事をしたいという思いが強くなり、転職エージェントから「Akamaiという会社があり・・・」と紹介されて、「知ってます、そこ行きたいです!」と即答し転職しました。
実は、高校生の時に雑誌でAkamaiが特集されていて、当時はまだ創業されて2年くらいで、「MIT発の謎に包まれたすごい技術を持っているかっこいい会社」ということが書いてあり、何をやっているかよくわからないけど、すごい会社がアメリカにあるんだなと思ったことが記憶にあったのです。

え)「何をやっているかよくわからないけど、すごい会社」は、よく言われますね(笑)
それでは、工藤さんはいかがでしょうか。

く👩)はい、工藤です。今日はよろしくお願いします。
私は、現在はEnterprise Security製品の営業担当として、APJの契約更新のトラッキングや、日本法人での新製品の販売立ち上げやサポートに従事しています。
入社したきっかけはTalent Aquisition (採用活動をする部門)の担当者からポジション(Enterprise Security SDR)の紹介を受けて入社しました。それまでは、スタートアップ企業でSDRをやっており、入社時は同じポジションであるSDRとして仕事をしていました。育休を挟んで復帰してから社内異動に手を挙げて、現職のポジションに異動することになりました。

Akamai 制度紹介 その1「社内異動」
Akamaiでは、社員のキャリア形成を大切に考えているため、オープンポジションができたら、まずは社内(国内・国外問わず)で異動希望者を募集します。Hiring Managerなどとインタビューを実施し、そのポジションに適性があると判断されると社内異動が実現します。

入社して感じたこと

え)先ほど、岡本さんがおっしゃった「謎に包まれた会社」という表現はとても面白かったのですが、実際に入社してみていかがでしたか?

お👨)当時特集された記事は見つからなかったのですが、なんだかすごいことをやっている秘密結社のような印象を持ったのを覚えています。実際に入社してみると、想像していた以上にすごい技術力のある会社で、社員も個性の強い尖った人がたくさんいて、良い意味でとても刺激を受けました。

え)工藤さんは、入社する前と入社後のイメージは違いましたか?

く👩)私は、入社前はこれといったイメージは持っていなかったというのが正直なところです。入社してみて、Akamaiの社員はみんな、いかにクライアントの課題を解決するかという1つのゴールに向かって働いているため、議論好きで非常に建設的なカルチャーであるなと感じました。

お👨)私もそれは感じます。それに、みなさんとても親切ですよね。わからないことなど質問すると、自分が想像していた以上に多くの情報を与えてくれますし、自分がそのような経験をしているせいもあり、誰かに質問されると、自分も恩返しではないですけど、色々情報共有して教えてあげたい!という気持ちになるので、良い循環だなと思います。

く👩)Akamaiにはそういう文化がありますよね。私も入社時や、異動した際にも、みなさんに本当に助けられたなと実感しています。

仕事と家庭の両立

え)お二人とも実はWorking Parentsなんですよね!ベタですが、仕事と家庭の両立についてお伺いしてもよろしいですか?

お👨)私は現在4ヶ月の子供と妻の3人家族ですが、最近やっと落ち着いて、子育てを楽しめる余裕が出てきました。2ヶ月半頃までは本当に大変で、お世話することで精一杯で余裕がまったくありませんでした。また、妻が体調を崩した時期があり、ワンオペも経験しました。その時は本当に大変で、今思うと色々正常な判断ができなかったなと思います。

え)岡本さんは、Akamaiで優秀社員に選ばれるような方なのに、ワンオペで正常な判断ができないなんてこともあったんですね!

お👨)当時、本当に大変すぎて、たとえば家事代行などお願いしようにも、「今この状態で来てもらっても、家事代行の人をおもてなしできないから無理だ・・・」などと考えてしまっていました。

く👩)それは、相当テンパっていらっしゃったのですね!家事代行の人をおもてなししようと考えるなんて・・・

お👨)今考えると笑い話ですが、当時は真剣にそう考えていましたね。そういった時期を乗り越えて、今は仕事と家庭のバランスというのはうまく取れていると思います。幸い、Akamaiでは リモートワーク が浸透していますので、Working Parentsや介護が必要な方など、各個人のライフステージにあった働き方ができる環境にあると思います。

Akamai 制度紹介 その2「リモートワーク」
Akamaiでは社員の柔軟な働き方を実現し、各々の能力が最大限発揮できるように、FlexBaseと呼ばれるグローバルプログラムがあります。社員は自分の生活スタイルやニーズに合わせて、オフィスまたは自宅から働く場所を自ら選ぶことができます。

え)工藤さんは、仕事と家庭の両立についてはいかがですか?

く👩)私のところは今年4歳になるのですが、保育園に行っている間は仕事に集中できるので今は随分と楽になりました。
ただ、子供が小さい頃は熱を出して保育園からの呼び出しがしょっちゅうあるなど、やはり大変でしたね。子供の体調不良も大変でしたが、自分が体調を崩して、子供は元気いっぱいというのも。子供が元気なのは嬉しいのですが、私は体力的に辛かったです…。子供は当然大人の都合は理解できず、いつものように遊んで欲しくて体当たりで来るのですが、私はフラフラで休みたいけど休めない、、という壮絶な状況でした。また、コロナの流行もありましたので不安も大きかったです。登園できないこともありましたが、リモートワークができるので、仕事をしながら子供のお世話をするといったこともできました。柔軟な働き方ができる環境にあることをとても感謝しています。

え)家事や育児の分担などはどうですか?

く👩)お互いの生活リズムに合わせて、どちらが何をやるというようなことが自然と決まってきました。精神的な部分はお互いイーブンかなと思いますが、時間的な配分としては夫の方が多く分担しているかもしれません。お皿洗いだけは2人とも苦手なので最後まで残っている感じです。なので、食洗機などをフル活用しています。

お👨)うちは、分担というよりも全てを一緒にやっているというイメージです。私は料理が好きなので、料理の機会は私の方が少しだけ多いかもしれませんが、おむつかえやお風呂など、余裕のある方がやるという形で、うまく回っています。むしろ、子供が可愛すぎて私にやらせてくれ!という気持ちで育児を楽しんでいます。

人生観、仕事観の変化

え)子供が生まれて、人生観や仕事観に変化はありましたか?

く👩)私はもともと海外にいて、いろんなところを飛び回るという生活だったのですが、子供ができてからは、なかなかそうもいかなくなってしまったというところがあります。
異動してからイスラエルに1週間トレーニングに行ったのですが、帰ってから子供の暗い顔を見てしまうと、これからは気軽に家を空けることはできないなと思いました。
ただメリットとしては、何事もやるなら気合いを入れて必ず何か手に入れてやる!という気持ちになりましたね。また、私はこれまで計画的に物事を進めるタイプだったのですが、子供ができてからはそうもいかないところがありますが、予測不能という生活を今は楽しんでいます!

お👨)先ほど少し話しましたが、妻の体調が悪くワンオペになった際に、もし自分が倒れたら、この子も生きていけない。自分の人生だけど、もう自分だけの人生ではないんだ!という途方もない責任を感じました。これまでは、自分の健康や自分の人生は自分だけのものだったのが、もうそうではないのだなと、この時にあらためて実感しました。ですので、今はとても健康には気をつけています。健康診断も積極的に受診するようになりましたし、少し体調が悪くてもすぐに病院に行くなど、行動も変わりましたね。家族を持って、他のことはある程度どうにかなるけど健康だけは必要だと思うようになりました。

え)健康の大切さというのは、本当に実感しますよね。

育休取得にあたって

え)育休をとるにあたって、不安などありましたか?

お👨)私はEMという仕事の性質上、属人的になりがちな仕事だと思っていました。ですので、自分がいなくて大丈夫かなという思いもあり、引き継ぎ書をかなり詳細に残して、引き継ぎの時間もしっかりとってお願いしました。最初の1週間くらいはとても気になってメールのチェックなどしていたのですが全く問題なく、2週間目からはほぼチェックもしなくなりました。
当時、私の仕事を引き継いでいただいた2名のメンバーには完璧に仕事をこなしていただき、しかも快く引き受けてくださり、本当に感謝しかありません!
自分がやってもらったからというわけではないですが、今後育休を取得するメンバーがいたら、今度はぜひ自分が力になりたいと心から思っています!

く👩)私の場合は、ちょうど育休から戻ってきたメンバーとスイッチする形だったので仕事の引き継ぎ自体はスムーズでした。
当時所属していたマーケティングの部署にはワーキングペアレントが多くいるため、色々な情報を事前にもらえたことが非常に役立ちました。この時期にはこういったものが必要、保育園の準備は何が必要など、そういった情報が得られたので安心でした。
当時担当していた仕事は、チーム全体で仕事の分担をしやすい環境ではありましたが、チームメンバーや関係者が当然のことのように受け入れてくださったことには感謝しかありません。

え)今後、育休取得を考えている方にメッセージはありますか?

お👨)私の場合は、チームに育休取得の前例がありませんでしたが、実は今、同じチームに育休を取得しているメンバーもいます。育休取得する前は、自分にしかできない仕事だと思っていた部分もありましたが、実際は工夫次第でいかようにでもなるということが分かりました。逆に、育児というのは自分にしかできないことですから、一歩踏み出せないと思っている人がいたら、仕事のことを心配せずやってみたらどう?とアドバイスしたいですね。Akamaiは親切な人がとても多いですから。

く👩)早いうちに相談するのが良いと思います。今、社内にはパパママ世代が増えてきて経験者も多くいます。聞いたらなんでも快く教えてくれるカルチャーですから、プライベートなことなども積極的に相談したらいいかな、と思います。私も、みなさんに色々アドバイスをいただいた立場ですから、これからは私の持つ情報をみなさんに共有していけたらいいなと思います。

え)岡本さん、工藤さん、今日は色々お話を聞かせていただきありがとうございました!

お👨・く👩)ありがとうございました!

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