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ものづくりは自分探し

今年も編み物の季節がやって来ました

私はイラストレーターとして活動しているのですが

手仕事もかなり好きでして

と言うより、好きと言うなら手仕事の方かも…


絵を描く合間や、気分転換に

更には、タダで作る子供のおもちゃとして

編んだり、織ったり、縫ったりをしています

今年も早速、自身のニット帽を編み始めましたが
何度やっても、目が合わなくなり


とりあえずはポイっとしまして

子供に頼まれたぬいぐるみ用の帽子を3つ


試行錯誤を重ねた、ぬいぐるみ用ニット帽


完璧な編み図に仕上げようと試行錯誤を重ねて、気付けば3つ

ゴム編みの目の数を変えてみたり

減らし目を工夫してみたり


そんな理由で

気付けば、S.M.Lと取り揃えておりまして

ご試着はこの通り

せっかく試行錯誤を重ねて作ったので

ちゃんと編み図に書き起こして
使用した糸と共にブログに載せられたらな…と考えています



1時間くらいで出来てしまうので、気分転換には丁度いいのと

あまり糸で出来るのでとても手頃


ものづくりは自分探し


編み物がお好きな方ならわかってくれるかしら?と思うのですが

編み物って瞑想だと思っているんですよね

編んだり、縫ったりをしていると、とても心が整います

ものづくりは、作る事だけでなく自分を整える役目として
とても大切な物だと思うんですよね

時にはミシンのカタカタなく音も私にとっては心の栄養です





そして、ものづくりは自分が前面に出てきます

好きな色、好きな柄で作っていくとどれも似た様な自分カラーになっていて

ああ…これ自分らしいな…と思ったりするんですよね


こんな事の繰り返しが

自分自身の絵のスタイルにも流暢に表れています


コンプレックスを変えてくれた編み物


今は小学生になった子供が、まだ小さかった時は

絵が描けなくなってしまい

代わりに私の支えは、編み物でした


日常で、退屈しやすく

束縛を嫌う自由人の私は

次から次へと新しい物を編む事で子供と向き合ってくる事ができました


マフラーから始まり、息子の帽子、靴下、手袋
セーターまで

気付けばプロとまではいきませんが、大体一通りは編めるように

そして、子供が大きくなるに連れて刺繍や織物に挑戦して

いつの間にか、自分の厄介な性質はコンプレックスではなくなっていました

新しい出来事に向き合う新鮮さが、自分の困った性質を緩和してくれたのです


子育ても、ものづくりも自分を教えてくれるものです

耳を澄ます事、心に響かせる事が出来たのなら


拾ってみてもいいのかも?

なんでそれが好きなの?と一声かけて

それが自分を知る一歩になるのですから














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