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エッセイ集

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ふつうのまいにちから生まれたちいさな人生訓
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記事一覧

【エッセイ】 たまごの中で見つけた未来行きの鍵

どこに向かっているのかなんて分からない ただ、ただ、走って逆風に見ぐるみを剥がされて行く…

62

【エッセイ】 とうめいの道の道しるべ

いつだって目に見えない地図を作ることが頭から離れる事はない どんな時も必ず頭の端っこに息…

akaiki_shiroimi
3週間前
105

【エッセイ】 魔法がつかえない

魔女の宅急便のキキが魔法が使えなくなったシーンのこと 魔女だって女の子だし 魔女だって風…

akaiki_shiroimi
1か月前
101

【エッセイ】 人生を変える魔法の使い方

ベットに入り、子供といつもの様に少し話をする 息子はこう言った ー未来のことを考えると色…

akaiki_shiroimi
1か月前
83

【エッセイ】 深海の人魚の麻酔薬

ビル・エヴァンスに蛇口の水の音 プラスにもマイナスにも動かない心と頭は ビル・エヴァンス…

akaiki_shiroimi
1か月前
82

【エッセイ】 タイガービートルの羽の色

最近、思うこと 感性に命を奪われた人はどれくらいいるのだろう?と きらりと光っていて、そ…

akaiki_shiroimi
1か月前
73

【エッセイ】人生の乗りかえ切符

数年前の人生の答え合わせは不意に訪れる 先日、息子と私の選ばなかったもう一つの人生の話しをして 息子は私に「なぜ、その道を選ばなかったの?」とそう聞かれた時に 私はなぜ今ここでこうしているのかと言う事をハッキリと認識したのだ それと同時に分かった事は、今ある苦悩もこれまで通ってきた試練も全て自分の心が望んでいた事なのだと言う事 心のままに、心と共に生きて来て 今があるのだと 私の人生は過去にトロッコ列車に乗った トロッコ列車には些細なブレーキはあれど アクセルはな

【エッセイ】喧嘩もできない仲ならば

仁王立ちをする彼女と私の間には3mほどの距離 良いしれない強張る空気 たまたまそこに来たも…

akaiki_shiroimi
3か月前
74

【エッセイ】ちいさな自分の愛しかた

子供のころの好きだった事 草原の風 虫との戯れ 図書館のにおい 秋刀魚の焼くにおいがどこ…

akaiki_shiroimi
3か月前
71

【エッセイ】旅の土産

日本を離れ、知らない空気に包まれて 知らない土地に降り立った時に私が考えていたことは、味…

akaiki_shiroimi
4か月前
59

【エッセイ】自分探しと来世の約束

ランボルギーニに乗ってレース場を300km/hで駆け抜ける これは、日頃イラストレーターや執筆…

akaiki_shiroimi
4か月前
38

【エッセイ】缶チューハイとあぐら

日曜日は息子と公園に行き、帰りに買い物をして帰る 数週間に一度だけ、缶チューハイを一本 …

akaiki_shiroimi
4か月前
20

【エッセイ】あるがままの意味を知った日のこと

池の辺りに座り込んで、じっと水の中を眺めて 「自分、今すごく一体になっていて良い感じ」 …

akaiki_shiroimi
6か月前
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【エッセイ】どんな自分もそれでいいと言える場所

息子が見ていないうちに 私の分のカレーには カレールーの下にごはんを隠しておく これは大食漢で、食べ物の量にうるさい息子が絶対におかわりをするであろうカレーを 少しでも食べ過ぎない様に私が編み出した対策 映画館ごっこと言う名目の遊びを提案して 息子に好きな映画を選ばせ ハンバーガーを作りポテトを揚げて 本物さながらの映画館の仕様に部屋を仕上げ 盛り上げに盛り上げて 息子が映画に夢中になっている間によだれを垂らしてしっかり昼寝 2時間近くも寝れちゃう 困った時の常套句