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開国か!!発達障害・ギフテッドの夜明けぜよ!

気分は、幕末だ。
多くの企業や団体、大学がニューロダイバーシティ、発達障害、ギフテッドに積極的に動いています。
ここまで国や大手企業が活発なのは、ワタシの感覚では初めて。
変革の中にある。そんな気がします。

その中のひとつ「ロートこどもみらい財団×SPACE×東京大学ギフテッド創成寄付講座」のシンポジウム

「…おもさげながんす」(壬生義士伝 中井貴一さんより)

こんな薩長土肥、坂本龍馬、西郷隆盛、高杉晋作の中に、南部盛岡藩の田舎侍の私も同席させていただくことになりました。恐れ多くて、壬生義士伝の中井貴一さんの名言「…おもさげながんす」(盛岡など南部藩の方言で「申し訳ない」)を想起。

東京大学×専門家SPACE×財団

荒木健史さん(ロートこどもみらい財団 代表理事)
2004年に経済産業省に入省し、経済連携協定交渉、自動車リサイクル、地球温暖化対策、航空機・防衛産業の振興、人工衛星の開発(準天頂衛星システム)、G7/G20サミット等の国際プラットフォームにおける交渉に携わる。18年にロート製薬に転職し、パラレルキャリアとして、内閣府宇宙政策委員会・専門委員やJAXA・客員等の政府関連の有識者を務めつつ、数社のベンチャー企業の顧問として支援。カリフォルニア大学サンディエゴ校公共政策修了

https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00383/00001/

福本理恵さん(SPACE CEO)
2006年、東京大学先端科学技術研究センターの交流研究員を経て、東京大学大学院博士課程に進学。自身の体調を崩したことをきっかけに日々の食の重要性を再確認し、2012年から「種から育てる子ども料理教室」を主宰する。2013年、東京大学先端科学技術研究センターに戻り、農と食から教科を学ぶ「Life Seed Labo」を立ち上げ。2014年12月、「異才発掘プロジェクトROCKET」を立ち上げてプロジェクトリーダーを務める。2020年8月にSPACEを創業。

https://emerging-future.org/newblog/roomq2021_fukumoto/

池澤聰さん(東京大学ギフテッド創成寄付講座 特任准教授)
東京大学 大学院総合文化研究科 特任准教授国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 客員研究員

https://www.gifted.c.u-tokyo.ac.jp

赤平 大(アナウンサー、株式会社voice and peace代表)
青森出身の両親のもと、岩手県で育つ。ハッタリと運でテレビ東京(岩手で放送されないので見たことない)のアナウンサーになる。27歳、玉突き人事で運良くニュース番組のメインキャスターになる。30歳で辞表を出した翌週にリーマンショック、空前の不景気に突入するも、運良くフリーアナウンサーとしてお仕事を頂き続ける。
子供がギフテッドと発達障害であることから、2021年「これが今生の使命」と分かりアナウンサーと並行で起業し「gifted・発達障害支援者向け動画メディアincluvox」をスタート。

https://voice-and-peace.jp

無料オンラインイベントですので、お時間のある方はお越しください。
10月21日
13:30〜16:00
お申し込みはこちらから
https://forms.gle/4rUcmD9dTD3Faxw26

JAL、武田薬品も発達障害をサポート

JAL(日本航空)は、中央大学エコロジー・モビリティ財団とともに、周辺の人が発達障害者を理解した上で、当事者が楽しめるインクルーシブプロジェクトを始めています。
例えば、発達障害の人が空の旅をする際、何が「バリア」になるかを当事者や有識者間で確認し解決していこうというもの。

JAL×中央大学×財団

武田薬品工業は日本橋を拠点にニューロダイバーシティの啓蒙に乗り出しました。
ニューロダイバーシティとは、脳や神経由来の多様性を受け入れる社会という概念で、発達障害やギフテッドはニューロマイノリティと表現されます。
このあたりは、私の発達障害の師匠である「ニューロダイバーシティの教科書」著者・村中直人先生の作品が最短距離で理解できます。

武田薬品工業×日本橋

文部科学省 いわゆる「ギフテッド」支援へ

文科省も「特異な才能・・・有識者会議」を重ね、素案が出てきました。
親方日の丸もいよいよ本格的に動き出すことになります。

いわゆるギフテッド支援

素案では「ギフテッドの線引き」はしないことになっています。では、今後現場でどのように運営されるのか?本当に実行可能なのか?教員はどうすべきなのか?など、中身についてincluvoxでは有識者会議委員の関西大学名誉教授・松村暢隆さんにお話を聞いています。

incluvoxでインタビュー動画

関係ないけど、岩手の話

冒頭で大好きな壬生義士伝を書き、20年ぶりに思い出したので筆がとまらない・・。
壬生義士伝は南部盛岡藩士・吉村貫一郎をメインとした作品。ドラマ版は「渡辺謙さん主演」、映画版は「中井貴一さん主演」でした。どちらも素晴らしかったんですが、地元の私としては中井貴一さんがハマり役。
田舎者で、不器用で、謙虚で、利他的で、貧困で、矜持がある。
同じく岩手の宮沢賢治「雨ニモマケズ」と極めて近い人物像です。
作者・浅田次郎さんの名文。

盛岡の桜は石ば割って咲ぐ。盛岡の辛夷は北さ向いて咲ぐのす。
んだば、おぬしらもぬくぬくと春ば来るのを待つではねぞ。
南部の武士ならば石ば割って咲げ。盛岡の子だれば、北さ向いて咲げ。

浅田次郎 壬生義士伝より

「全盛岡男子が涙した」であろう名作。
改めて、誰かの役に立ちたい、助けたい、でも目立ちたくない、儲けは要らない、滅私、滅私、滅私。
この南部盛岡藩士の血統が私にもはっきりと入っていると、40代半ばで起業して気付かされました。

さて、
ザンギリ頭を叩いてみれば
ギフテッド・発達障害・ニューロダイバーシティの
文明開花の音が、聞こえてきた
気がします。


https://note.com/akahira_1978/n/n370bd0feed19


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