コーチとしてどんなセルフイメージを持っているか? その1
セルフイメージという言葉を聞いたことがありますか?
私は努力家
私は誰とでも仲良くなれる
私は自信がない
私は人より劣っている
セルフイメージとは、上記のように「私は◯◯」で表せるものです。
セルフイメージは、その人の考え方や言動に大きく影響を与えます。
ただしセルフイメージは、自分自身で気づいているものばかりではありません。
普段は自覚していないけれど、心の奥底で信じ込んでいるセルフイメージのほうが、与える影響は大きいです。
例えば、将来、プロコーチとして独立を考えている人が、自己紹介する場面があったとしましょう。
コーチングを学び始めた当初は、「私はコーチです」と言い出せない人もいます。
「今、コーチングの勉強中です」
そんな紹介を何度か受けたことがあります。
このとき、その人の「コーチ」としてのセルフイメージは、「私はコーチングを学ぶ人」です。
いずれはプロコーチとしてやっていこうとするならば、「学ぶ人」というセルフイメージのままだとうまくいきません。
なぜかと言うと、コーチングの勉強は熱心に行っていても、クライアントを持ってコーチングする段階になかなか踏み出せないからです。
「学ぶ人」というセルフイメージから一歩踏み出すためにも、やはり実際にコーチングセッションを行ってみてください。
最初は知り合いに声をかけるなどしながら、セッションの実績を積むにつれ、コーチとしての自覚が出てきます。
「私はコーチングセッションができる人」
セルフイメージがこのように変わってくると、周りの人があなたを見る目も変わります。
こうして、「私はコーチングを学ぶ人」というセルフイメージから抜け出すと同時に、「コーチングセッションができる人」というセルフイメージへと塗り替えられます。
ですが、コーチが持つセルフイメージは、ここだけで留まりません。
次の段階のセルフイメージについて、次回はお伝えします。
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