見出し画像

古いお茶碗に触れてきたよ|骨董市で一服

台風による中止が懸念されていた近所の骨董市が、無事に開催されていました。今年で2回目ということでしたが、にぎわっていましたよ。

さて、その骨董市のイベントの一つとして、12世紀~17世紀のお茶碗をつかったお茶会が催されており、それを一番の目当てに出掛けてきました。

以前、美術館で「名物」、つまり「よいもの」として古くから伝わっているものを目にしましたが、残念ながら、経験不足でその良さを感じることが出来ませんでした。なので、古いものに触れられる機会があれば、逃したくないなぁと思っていたところ。

そのイベントを見つけ、わくわくしていたのですが、途中で、「古い、すなわち、いいもの」でもないという当たり前のことに、気づきました。(そもそも貴重なものだったら、不特定多数に向けた茶会には使わないですしね)

まぁ、そうだとしても、何事も経験だわと、臨んできました。

公民館のような二間続きの和室が会場になっており、10あまりの古いお茶碗の中から好みの茶碗を選び、そのお茶碗で地元の高校生がお茶を点ててくれます。
ステキな趣向ですね!

許可をいただき茶碗の写真をとりました。
こちらは、今回のお茶碗のなかで最も古く12世紀中国の寧徳窯のものだそうです。

こちらも、同じく中国のものです。
中国からの古い茶碗には、高台の中(茶碗の裏)に名前が入っていることが多く、それが真贋の見極めにもなると、茶碗を提供されていた骨董商の方に教えていただきました。
洗い場が共用だったので、混ざらないように名前を書いたんですね。


それぞれのお茶碗を手に取ることができ、なんとなく手になじむわ、などと感じることが出来ました。
貴重な体験をありがとうございました!

ここから先は

0字

¥ 100

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

サポート、ありがとうございます。 茶道に関わる方、茶道を楽しむ方への取材をしていきたいと考えています。 その資金にさせていただきます。