ぼくのおと

もっと筆まめになりたい。いつか雑誌で自分のコラムを持つことが最近の密かな夢。

ぼくのおと

もっと筆まめになりたい。いつか雑誌で自分のコラムを持つことが最近の密かな夢。

最近の記事

今を堅実に、過去を大切に、未来の自分へ種を蒔く。2023年を振り返って

ぼくは確かに成績が悪いよ。でも、勉強よりも素敵で大切なことがいっぱいあると思うんだ――。 学校帰り、駅前の本屋で1冊流し読みをすることが日課だった高校時代。なんとなく気になった本を手にとる毎日の中でひときわ視線を持っていかれた本があった。タイトルは「僕は勉強ができない」、ちょうど勉強に苦手を感じはじめた時期と重なってその本はタイトルから心に深く突き刺さった。 その本は短編集で、いくつかの章に分かれている。主人公として描かれる秀美くんは偏見や哀れみ固まりきった常識を厭う。だ

    • ワールドカップは想像を超える、世界が注目するお祭りだった。コロナ禍を越えたひとりの大学生がカタール現地での熱狂に感動して涙した話

      2022年11月。サッカー日本代表の活躍に、日本全国が湧いたことがもう今から半年以上も前のことだなんて正直信じられない。当時はサッカーをあまり知らない友達ですら日本時間の夜中にテレビやAbemaTVの中継を見ていて、その興奮をストーリーに上げていたし、みんなが三苫に夢中だった。それぞれがW杯期間を楽しんでいる様子がSNSに溢れていて、ああやっぱりスポーツは最高なんだ、なんて思っていたりした。 そんな中、私は現地カタールでワールドカップの期間を過ごしていた。その時の熱狂的な体

      • TABIPPOを卒業しました!

        お久しぶりです。アカネです。 題の通り、2022年をもってTABIPPOのインターン生を卒業しました! まだいたのか、って思う方もいるかもしれませんが(笑)本当に長らくお世話になりました。最初にTABIPPOに関わったのは2018年5月、私が大学1年生になってすぐ。前年度に福岡で活動していた従姉の影響で知った学生支部の説明会へ行ったことが始まりでした(会場はスマイルアース、懐かしい)。あれから4年半、とても長い時間が経ったことを改めて感じます。 4年半、数えきれない、書

        • 2020年6月

          6月。あいかわらず長くて、でも短くて、ひさしぶりに友達と会えて、でもまだ全然会えなくて、楽しいけどもどかしい、そんな感じの月だった。あいかわらずオンラインで授業を受けて、ゲームして、勉強して、飲んで、課題して、ゲームして、飲んで、飲んで。の繰り返し。居酒屋で適当にまとめの文章を付け加えて期限ギリギリに出したレポートはS評価で、特別がんばった課題はB-評価だった。人生しょうもな、で片付けたわりにはなぞのショックを引き擦って、また次の飲み会で荒んだりした。 6月が終わることはな

        今を堅実に、過去を大切に、未来の自分へ種を蒔く。2023年を振り返って

          2年間TABIPPO学生支部に懸けた私が大切にしていた10のこと

          ご無沙汰しております。 先日…というかもはや2か月も前の事ですが、私達、第10期TABIPPO学生支部の最終イベント「BackpackFESTA2020」が全国9都市で無事開催され、1年間の活動に幕を下ろしました。 当時はコロナウイルスの話題が世間一般へ広がりはじめた時期でもあり、運営や集客の面で大変な期ではありましたが、この大きなイベントを今年もやり遂げられた成果や達成感は何物にも代えがたいと思います。 ご来場下さった皆様、関係者皆様、本当にありがとうございました。

          2年間TABIPPO学生支部に懸けた私が大切にしていた10のこと

          殴り書きたいだけの夜~フランツ・カフカの威を借りて

          珍しく結論部分から書き始めた昨年度を振り返る文章、これってもしかしなくてもただの自己満じゃね?みたいなものが昨晩出来上がって、出来てた文章を1回半分消して後悔した夜中2時半、なんかよくわからんけど人生ってこんなもんな気がする。よくわからんけど。ちなみにこれはその振り返りの文じゃなくて、消した後に気の向くままにガーッて書いたもの。 まあ簡潔に言うとわたしは今日、1ヶ月前のわたしが恐らく想定していなかった方の未来を選んだ。そっちの方が破天荒で先が読めないし正直言っちゃえばリスク

          殴り書きたいだけの夜~フランツ・カフカの威を借りて