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殴り書きたいだけの夜~フランツ・カフカの威を借りて

珍しく結論部分から書き始めた昨年度を振り返る文章、これってもしかしなくてもただの自己満じゃね?みたいなものが昨晩出来上がって、出来てた文章を1回半分消して後悔した夜中2時半、なんかよくわからんけど人生ってこんなもんな気がする。よくわからんけど。ちなみにこれはその振り返りの文じゃなくて、消した後に気の向くままにガーッて書いたもの。

まあ簡潔に言うとわたしは今日、1ヶ月前のわたしが恐らく想定していなかった方の未来を選んだ。そっちの方が破天荒で先が読めないし正直言っちゃえばリスクしかない。やれることが制限されるし時間的に拘束もされる、反対もされてるし何か大きなものを失うかもしれなかったものを、わたしは選んだ。そんな日だった。親に言うのが躊躇われて、その分仲のいい従兄にだけLINEの文面で長々〜と伝えた。大抵なんでもフーンで終わらせる従兄が、今日は珍しく「人生1年間違えてたってどうってことねえよ」と言った。始まってもないのに間違えてるとか言い切るあたりが最高にロックでわたしはこの従兄が好きなのだ。

昔からどうやら普通じゃないほう…というか波乱を呼ぶほうを選んでしまうらしい。今後もそういう切羽詰まった生き方をしていった先に希望だとか そういう類のものがきっとあるんだけど、その希望が考え方次第で良識解になり得ないって部分に絶望が詰まってる気がしてたまに人生この先もう一歩も進みたくない〜〜って気分になる。

多分人生もリスキーゲームなんてさっさとやめて、大学卒業後とか結婚後も毎日の事務作業云々で稼いだお金で家族とディズニーランド行ってその様子をFacebookに投稿して50くらいのいいね!貰うみたいな人生の方がずっと幸せだとは思ったりする。これは本当にそう思ってる。わたしは性別とか気にしないけど世間は気にするし、女だし、家族大事だし、最早仕事とか早目に辞めちゃって結婚して家事するみたいなそういう人生のがいいのかもしれない。どこで間違えたんだろう。多分、御茶ノ水の古い楽器店で昔からの音楽友達と中古で42000円のフェンダージャパンの赤いストラトキャスターでEコードを初めて鳴らしたあの日くらいから。多分ね。

何が言いたいかって、好きなことをやるってある意味絶望だよねって話。でもめっちゃ楽しい。仕方ない、本当に。馬鹿なんじゃないのかなってたまに思う。「絶望的なこの道を、私は歩いていくしかないのだ」ってフランツ・カフカも確か言ってた。そういう気持ちです、最近は。こういう風にしか生きられないというか生きたくない。でもいいんだ、わたしは。そんな感じで割り切ったら、もうなんだかいい感じな気がしてきた。明日もいい日になる。そんな感じで生きてる。

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