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コロナ禍の大学1年生の活動

FTZ recordsとは

インディーズの基盤となる音楽レーベルを目指して、音楽制作を始めた学生やライブハウスを中心に活動する社会人のアマチュアを中心にサポートを行うインターネットレーベルプロジェクト。音楽配信のみならず、CD制作・販売、アーティスト写真撮影、MV配信管理、ミックス・マスタリング、アートワーク・ホームページデザインなどレーベル事業を超えたマネージメント事業まで行い、全面的に支援を行っている。また、メディアとして毎週更新のSpotifyプレイリスト「FTZone!!」やピックアップアーティストやサポートがコラムを寄稿するFTZ records TOPICSなど、独自の活動を行っている。

FTZ recordsを設立した経緯

元々、私は中学時代からインディーズ音楽を嗜んでいました。また、ラジオへの興味から日々気になった音楽はメモを取って詳しく調べることを行っていました。そのことが、リスナーとしての視点を広げることに繋がり、2019年からはインディーズ音楽配信プラットフォームEggsにてキュレーターとして活動しています。従来では、プラットフォームやオーディションで数多くのインディーズがデビューしていくのを見守ってきましたが、その中で感じるのが活動にムラが出来てしまい安定性に欠けることとDIYアーティストに代表されるセルフプロデュースの高いアーティストのみが目立ちやすいということでした。そこで、ストリーミングの台頭で日々存在感が薄くなっている音楽レーベルという点に着目して、音楽を始めるアーティストが安心かつ制作やライブに集中出来る環境を整えていきたいということで、身近で賛同してくださったアーティストや有志と共に立ち上げました。

現在の活動について

FTZ recordsでは、アーティスト・クリエイター・サポーターの3つの役割から成り立っています。アーティストを中心に担当するサポーターを最低1人は付いて日々のスケジュールやアーティストの目標について共に考えていきます。また、サポーターのほとんどは音楽に関わる活動や新人発掘を行っているメンバーで構成されており、アーティストが知らなかった最新の流れや新たなサービスを使ったセルフプロモーションなど今後拡大が予想されアーティストに求められる必要な能力を共に情報共有しながら深めています。また、学生のインディーズや仕事が音楽に直結しないご職業に就かれているアマチュアには特に力を入れていて、比較的小規模なライブハウスやレコードショップに全面的に協力していただき、新たなアーティストの育成に取り組んでいます。そして、メディアとして役割も強めており、独自の音楽プレイリストやサポーターによる音楽に関するコラムを定期的に発信することでレーベル内外の理解を広げています。

コロナ禍で大変だったこと

やはりオフラインでの直接のコミュニケーションは取りづらい部分もあり、同じ大学のメンバーに連絡を取る際も原則オンラインでのミーティングを行ってきました。確かに、顔も声も確認できるのですが肌感覚と言えば良いのでしょうか、一定の相互理解があった関係性での進めていくプロジェクトとそうでないものではかなり差が出ることに悩むことも多かったです。また、データのみでのやり取りは、何かあった際の連絡が非常に分かりづらい部分も多いので、必ずコメントや前向きな一言を加えることを意識しました。

コロナ禍だからこそ頑張ったこと

目の前に提示されたものについては、積極的に手を挙げて考える前に動くことを意識して活動を全面的に行っていったことですかね。現在の音楽レーベルの活動も重要ではあるんですけど、自分の進路に音楽大学や専門学校を選択せずに音楽専門ではない大学を選んだ理由と似ていて、音楽のみの学びや活動を行なっていくこと、視野が狭くなり自分の本当にやりたいことや好きなことの再確認がしづらくなってしまうと考えているんですよね。その専門ではない幅広いエンタメやカルチャーへの理解が自分の強みだと思うので、現在は音楽だけではなく写真や映像の制作から、音楽にまつわるプレイリストやライブ、コラムなどの運営、FM局やライブ配信での参加など芸術と工学に関することなら何でも取り組んだことが頑張っていたことだと言えると思います。

大学2年生としての今後の展望

大学1年生時は音楽に関することは全て学びの気持ちでまずは実践してみることを心がけていましたが、2年生はそこから得た経験をアーティストとしてプロデューサーとして100%の気持ちで表現・実現していくことが必要だと思っています。得に音楽レーベルに関しては、核となる想いの実現だけではなく、ビジネス面もホスピタリティ面でも成立するようなシステムとコミュニティを構築していきたいと考えています。そして、それを行なった上で必要なものを自分の手で選んでいきたいですね。大学生としての期間はあと3年ほどになってしまったので、悔いのないように自分の目指す形まで全力で頑張っていきたいと思います。

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