カサンドラ症候群⑥難癖をつける

ここではアスペルガー(ASD)を「こじらせた」タイプの人について説明をしていきます。

彼らの配偶者や家族や身近な人間が疲弊してしまい、カサンドラ症候群になると、後遺症からの回復にも時間を要します。

そのため早い段階で見切りをつけて距離感を保つか、縁を切ることが自分を守ることにもつながります。

責任感の強く真面目な人ほど、相手を助けてあげなければと共依存になりカサンドラ症候群になりやすいと言われています。

アスペルガーこじらせタイプの方は異常にこだわりが強い人が多く自分のミスを指摘されると「攻撃された」と感じて敵認定してくることが多いです。

例えば‥

◯金銭面、妻の生活費の内訳を一円単位まで把握して管理したがるくせに自分の支出は一切明かさず、理由を求めると難癖をつけてきて、文句があるなら生活費は出さない!とマウントを取り出す。

◯自分のミスを指摘されると、ここぞとばかりに攻撃的になり論点をずらして過去の問題を引っ張り出しては「お前も◯◯が出来ないだろう!◯◯で失敗しただろう!自分もミスするくせに説得力がないだろう!」などと100倍くらいに騒ぎ立てては、揚げ足を取り、結果的に自分のミスの話題をすり替える。 

◯都合が悪くなると、他人に責任転嫁して平然と嘘をつく。
『自分はやってない!お前がやったんだ!あいつがやったんだ!』などなど‥。
夫婦間や2人だけの閉鎖的な空間でこれを頻繁にされると人間の心理として「あれ、自分が間違ったのかな‥?」と思ってしまうこともあり、そうやって自分が間違っているのかな?と思わせて自分のペースに持って行くのが彼らの無意識下での手法です。

とにかくプライドが異常に高くナルシスト気味な人が多く、注意や指摘を嫌います。

都合が悪くなると、難癖をつけてくる。

私の夫は、何かを頼んだときに10回中、8回は失敗するくせに、私の100回に1回のミスを執念深く責めて攻撃して論点をずらしてまでどうにか「(自分で勝手に作り上げた)勝負」に勝とうとする、そんな癖がありました。

これを日常的にされてしまうと、普通の会話も成り立たず、マイクロストレスが蓄積していきます。

「お皿はこの場所ではなく、ここに戻してね!」
「お前だって◯◯◯でこの間ここに◯◯を置きっ放しにして△×◽︎※でなんちゃらかんちゃら‥」
「あーそれはトイレに行きたかったから一度置いただけで‥まぁいいや、はいはい」

など、小学生の反抗期か?!という低レベルな言い争いドラマを好む傾向がありました。

そのうちに関わることも注意することも面倒になり、自分がやれば良いやと思って抱え込み、結果相手に不満が溜まる。

そんな毎日でした。



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