「挑戦」ではなく「実験」を大切にしよう
こんにちは!
今回はビジネスなど人生の各場面で成功確率あげるために必要な考え方をご紹介します。
それは、何か新しいことにトライするときには、「挑戦」ではなく「実験」と捉えるという考え方です。
「挑戦」と「実験」
ビジネスの現場では、つねに「挑戦」がもとめられます。
また日々の生活のなかであたらしいことに「挑戦」をしなければならない or したほうがいい、とわかっていながらも、なかなか実行に移せないという人は少なくないでしょう。
では、そもそも「挑戦」とは何でしょうか?
また「実験」との違いは何でしょうか???
このあと解説していきます!
挑戦とは?
なぜなら「挑戦」とはとても高い目標に対して行うことであり、その達成のハードルが高いものです。
この達成ハードルの高さは、挑戦するときの心理的ハードルの高さと比例します。そのため、高い目標に挑戦しようとするときほど、慎重になったり検討に時間を使ってしまい、行動を開始するのが遅くなってしまう傾向があります。
また「挑戦」の結果は、基本的に「成功 or 失敗」の二者択一で評価されることも特徴です。
もし失敗したら…と考えてしまうこともまた、「挑戦」するときにわたしたちが行動を遅らせてしまう要因のひとつとなるのです。
実験とは?
反対に「実験」は、少し頑張れば達成できるかもしれないことが対象です。
達成ハードルは低いので、やってみるときの心理的ハードルも低くなります。「実験」という言葉自体に「テスト的に」や「お試しで」というニュアンスを含むことも、ここでは追い風の役割を果たします。うまくいかないかもしれないけど、とりあえずやってみよう!と思わせてくれることで、すぐに行動・実行しやすい「気楽な存在」なのが「実験」なのです。さらに「実験」の気楽さは、結果の捉えられ方にも支えられています。
たとえば理科の実験で「これは大失敗だ!」と叱られることはありません。もしうまくできなかったときも「想定通りにならなかっただけ」や「つぎは違うやり方を試そう」となるだけです。つまり「実験」には「成功 or 失敗」という断定的な評価はなく、あくまで今後にむけた判断材料なのです。これなら少しの失敗(想定違い)も、むしろ「こうしたら失敗する」という実験結果データを得たという意味でプラスの価値があると見なすことすらできます。
気軽に実行しやすい「実験」は、わたしたちのフットワークを軽くさせ、行動開始までのスピードをあげてくれます。そしてこの行動開始のスピードアップは、長期的には行動する回数の絶対数を増やす効果もあります。
成功確率をあげるには「挑戦<実験」である理由
では、ビジネスを中心にわたしたちの人生において重視すべきはどちらでしょうか?
わたしは、成功確率をあげるという観点では「挑戦<実験」であると考えます。成功するには「実験」を優先する方が近道だと思うのです。
その理由は、成功と行動回数との相関性にあります。
ものごとを成功させるには、「運」や「経験」という要素が大切です。そしてこの「運」や「経験」の蓄積に役立つのが「行動回数」です。行動する回数を増やすことが「運」を呼び寄せ、蓄積された「経験」が成功率をあげるからです。
成功には「運」や「経験」が必要なことは、以下の過去記事でくわしく解説しています。
行動回数を増やすことに寄与するのは「実験」です。行動開始までの心理的ハードルが低いからです。気軽にお試し気分でやれるので、何度も失敗(想定外)が起こったり、そこから学びを得る機会が得られます。結果的にその経験と学びが、近い将来の成功を呼び寄せてくれるのです。
これは、いつかおおきな「挑戦」をしようと緻密な計画を練ることに時間とエネルギーを割き、行動を起こさない人には得られないものです。この観点で「挑戦」とは、成功確率を下げ、成功を遠ざけるものだとも言えるのです。
さいごに
成功確率をあげるなら、行動回数を増やせる「実験」の考え方をもつことが大切です。
なにごとも「実験してみる」や「行動実験のデータを取ってみよう」という心構えでやると、気軽にあたらしいことにトライできるようになるものです。このあたらしいことへのトライの繰り返しが、あなたを成長させ、成功確率をあげてくれるのです。
ビジネスなどで成功し人生をウェルビーイングにしていきたい方は、ぜひ「実験」の思考を取り入れてみてください。
きっとその先にはいまよりもっと幸せな人生が待っています!
応援しております♪
今回は以上です。
この記事が、あなたの人生をちょっと良くするきっかけになればうれしい
です。
今日という日が、あなたにとって最高の一日になりますように。
それでは、Have a great day !!!
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