海外で恥をかかない 世界の常識
( 2017-04-01 Soka Book Waveより)
この本は、これまで世界中を旅し、多様な文化に触れてきた池上彰が著した一冊である。
世界中を旅した実際の経験や、各国の世界史から現代史、雑学、さらに観光名所の紹介などの情報が存分に含まれているため、楽しみながら読み進めることができる。
この本の内容の中でも特に私は、様々な国の食文化と世界史に興味もった。食文化においては、例えばドイツのビールのグラスには目盛りの線がついていて、線の高さ丁度にビールが注がれるように、泡が消えるのを待ってからまた入れ、再び入れる、という作業を繰り返し行うという。
ドイツ人の几帳面な国民性がうかがえる。また、世界史の歴史的に顕著な建造物がある名所にも一度足を運んでみたいと感じた。
例えば、当時の戦争の惨状や、その国の慣習が表現されている美術館や博物館に訪れるこよにより、歴史を肌身で感じることができる。
著作から自身の想像がかきたてられ、読了後、世界の多様な価値観を知ることになるだろう。
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