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六千人の命のビザ / 杉原幸子著
(2016-06-03 Soka Book Waveより)
本書は、戦時中の時代背景を追って、杉原千畝の生涯を、妻の杉原幸子が語った一冊である。
当時、ナチスによるユダヤ教徒迫害のため、ヨーロッパから脱出してきたユダヤ人のために杉原千畝は外務省としてビザを発給し続けた。
私は、毎日何千人にも及ぶユダヤ人のビザ発給のために、人道支援として行った彼の行動は、世界中で称賛されてもおかしくないと思った。
それと同時に、ナチㇲによる人権迫害の歴史は、ユダヤ人だけでなく、一人の命の尊厳を軽蔑する、あるまじき行為であると改めて感じた。
満州事変も最中にある中で、このような日本人が裏で尽力していたことを知ることも、歴史を知るうえで大切なことであると思う。
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