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辞職後に転職活動をしてメリットだったこと

私はITエンジニアとして東京にある中小企業で働いていた経験があります。
この会社には2020年に入社し、2023年の3月末に退社をしました。
現在も転職活動中ですが前職の会社を退職してから3ヶ月が経過し、ようやく内定をいくつかもらえる状態になりましたが、退職の時点では、次の仕事が決まっていない状態でした。
今回は退職後に転職活動を行う上でメリットであったことをご紹介します。
前回の記事では、辞職後の転職活動のデメリットを記載していますので、併せてご覧いただければ幸いです。


■ 転職活動に集中できる

働きながら転職活動を進めるとなるとかなり体力が必要です。普段の業務が忙しい方であれば、平日にあまり時間を取れず、主に休日に転職活動を進めることになると思います。そうなると疲労やストレスが溜まりやすく、うまく転職活動を進めることができないこともあるでしょう。
しかし、退職後に転職活動をするのであれば時間的な余裕は十分にあります。面接の準備や経歴書の作成、企業研究などはそれなりに時間をかけて行う必要がありますので、退職後であれば質の高い資料作りや、時間をかけて面接対策をすることができるでしょう。
自己分析や応募企業の選定においても、転職エージェントなども複数社使いながら転職活動を進めていく余裕があると思いますので、有利に進めることができます。
私の場合は、異職種への転職を希望していましたので、適職の部分でもかなり時間をかけて自己分析をしました。適職の地図という書籍を使って自己分析をしましたが、ワーク形式+ゲーム感覚で自分自身のことを深く知ることができるのでおすすめです。

■ 日程調整がしやすい

中途採用をおこなっている企業側としても平日に面接を行いたい企業が大多数だと思います。
仕事を続けたまま転職活動をすると、平日の時間になかなか時間を取ることができずに、面接日の調整に有給を使って対応することになってしまったり、採用までのフローをスムーズに進めることができず、1社に対して数ヶ月の時間を費やしてしまうこともあるでしょう。
そういった場合に、無駄なストレスが溜まってしまったり、転職活動を見送ってしまう事態になってしまったりする恐れがあります。
退職後であれば、平日に面接を設定することもできますし、選考フローを素早く終えることができます。

■ 複数社に応募しやすい

退職後であれば、転職活動に注力できるため複数社に応募することが可能です。私も数十社以上に応募をして転職活動を進めていました。
面接や話すことに慣れている方は手当たり次第に採用枠に応募することはおすすめできませんが、面接に慣れていない方や転職活動が初めての方は、面接の雰囲気や質問のパターン、面接官の特徴などを知る良い機会にもなりますので、裾野を広げる意味でも多くの企業を受けてみて損はないでしょう。
この企業に絶対行きたい!というような思いがない方や、職種・業種以外の条件は選考の段階であまり気にしていない人などにとっても複数社を受けていく中で、自分に合う条件の会社が現れることもあるのではないでしょうか。

■ 入社日の調整がしやすい

転職面接で必ず聞かれる事項として、いつ入社が可能かという質問があります。在職中の場合は、退職手続きや引き継ぎ作業などが発生すると思いますので、早くても1〜2ヶ月の期間が必要なのではないでしょうか。
採用側の企業にとって1〜2ヶ月程度の期間であれば、入社日を調整できるはずです。
しかし、あまりに先の入社になる場合や、入社日が不透明な場合は、入社意欲があまりないとみなされてしまい、採用を避けられてしまう可能性が高くなってしまいます。
比べて、退職済みの場合はこの手の質問に対しては、即日入社可能ですと自信を持って答えることができます。


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