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転職活動中に感じる不安

前職を退職して転職活動を開始

私はITエンジニアとして東京にある中小企業で働いていました。
この会社には2020年に入社し、2023年の3月末に退社をしました。
現在も転職活動中ですが前職の会社を退職してから3ヶ月が経過し、ようやく内定をいくつかもらえる状態になりました。
3月末の時点では、次の仕事が決まっていない状態で退職しました。
次の仕事が決まらない期間は色々とネガティブに考えてしまうことが多かったので記録しておこうと思います。私と同じ思いをしている方もそれなりにいると思いますので、この記事が転職活動に励む方の一助になれば幸いです。


■ ブランク期間が長くなることへの恐怖

前職を3月末に退職したのですが、7月に入ってようやく内定をいただきました。無職の3ヶ月間はキャリアに傷がついてしまう恐怖で、かなりメンタルが落ち込んでいました。
退職して2ヶ月経過したあたりから、なぜ退職してからブランクがあるのかということを面接で聞かれることが非常に多くなったので、やはりブランク期間があることは採用する企業から見ても違和感を感じる部分なのだと思います。
ブランク期間が長くなるにつれて、さらに焦りが出てしまっていましたが
焦りすぎずに目の前の面接の準備をしっかりすること。
ブランク期間について面接の場でしっかりと説明できるようにしておくこと。
こういった対策をして、できるだけ気持ちを落ち着かせていました。

■ お金の不安

私は東京で一人暮らしをしています。
退職して分かったことは毎月支払うべき税金の額が非常に多いということです。具体的には健康保険、住民税、国民年金などがありますが、会社員の時は給料から天引きされており、あまり意識していないものでした。
これらは総じると、ひと月に一般的な家賃程度の額を支払う必要があります。(本当に生活が逼迫されている場合は、役所などに相談すると減税や猶予期間をいただけると思います。)
次月も税金や生活費・家賃をきちんと支払うことができるかということを毎日不安に思っていました。
私の場合は、前職をやめてすぐに失業保険の申請をしたので、申請してから2ヶ月後からは失業給付を受け取ることができました。(失業給付を受け取るまでの期間は単発のバイトで生活費を稼いでいました。)
次の仕事が決まっていない状態で、会社をやめた方は失業給付を必ず申請することをおすすめします。
多くの貯金がある方であっても、貯金額が毎月減っていくことにストレスを感じると思います。

■ 自己分析を繰り返す

私自身、明確に何がしたいのか決まっていない状態で前職を退職しました。
自分が本当にしたいことは何か、適職・転職は何かということを毎日探し、焦りや困惑がありました。
転職活動中は自己分析のツールを複数使いました。自己分析の結果を鵜呑みにして職を絞ることはしなかったのですが、自分の強みや特性に関してはより深く知ることができました。
下記、私が自己分析のために使用したツールです。

  • ストレングス・ファインダー

こちらの診断を受けるには本の購入が必要です。
Web上で177の質問に答えることで、34の資質の中から自分の才能や強みを発見することができるというものです。

  • ミイダスのコンピテンシー診断

こちらの診断は自分の強みを知るだけでなく、適職やストレス耐性、相性の良い上司・部下のパターンなどを診断してくれます。

実際の診断結果
  • Brush UP学びの適職診断

こちらは数分程度で適職・パーソナリティを診断してくれます。
あまり時間をかけたくない人にはおすすめです。

向いている職業の候補をいくつか出してくれる

■ 働いていない自分に対しての自己嫌悪

退職して1、2週間は開放感や仕事をやり切って一区切りついたという感情でしたが、退職して1ヶ月経つあたりから、何もしていない自分に対しての焦りや罪悪感が出てきて、自分自身を価値のない人間だと思ってしまったりすることもありました。
転職活動をしている中で、そういったネガティブな考えは自身の喪失にもつながるので、私の場合は無理のない範囲で単発のバイトをしていました。
バイトであっても働いている間は、目の前のタスクに追われ、転職活動について考える暇がないので、逆にストレス発散になるといった機能もあるのかなと思っています。

■ 将来に対する不安

毎日仕事をしていると目の前のタスクに追われ、将来のことや自身のキャリアについて深く考えすぎることがないように思います。しかし、転職活動中は四六時中、キャリアのこと、未来のことについて考える必要がありました。転職面接でも今後どうなっていたいかと聞かれることはとても多かったですし、そういった質問にうまく答えられないことで、一層ネガティブになってしまうこともありました。
私の場合、今回の転職活動で明確にこうなりたいといった目標を見つけることができなかったです。
しかし、できるだけ近い未来(1〜2年くらい先)の目標は考えることができ、自分自身でも納得できたので、将来どうしたいかと聞かれた時は、近い未来の答えを強調して伝えるようにしていました。もっとも、これが最善の受け答えだとは思いませんが。
未来のことは考えすぎても分からないし、理想の自分を描いて目標に設定できたとしても今の自分とのギャップや、本当にその目標でいいのかということに苦しむこともあると思います。
将来やキャリアについては考えられる範囲で、具体的に言語化することを意識しました。



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