見出し画像

プログラミングが得意な人の特徴

私は都内のIT企業(受託開発系の企業で、300名余りの社員が在籍する中小企業)で働いていた経験があります。
新卒から3年間ITエンジニアとして仕事をしてきましたが、プログラミングができる人、できない人の特徴が何となく分かりました。
今回はプログラミングが得意な人の特徴を言語化してみたいと思います。

■ 人の感情に鈍感

私の肌感ですが、プログラミングが得意な人は人の気持ちを汲み取る力に欠けている人が多いように思います。それもそのはずで、プログラミングというものに対しては人の感情は一切関係ありません。
例えば1週間解決しないエラーに対して、そろそろ残業から解放されたいからエラー解決してよ、、などと思ってもシステムはうんともすんとも反応してくれません。システムは全てが論理的に構築されていて、全ての動作にきちんと原因があります。
その結果、プログラミングができる人は対人間に対しても論理的に対応する傾向があります。
全て論理的に対応する姿勢や言葉尻が、感受性の高い人にとってはひどく冷酷に写ってしまい、プログラミングをよく理解していない新人・若手を詰めて泣かせてしまうなんてこともあるようです。

■ 少食でショートスリーパー

プログラミングができる人は、他の人と比べて高い集中力を持っていることが多いです。例えば、業務時間のどの時間帯に話しかけても、素早く対応してくれます。こういった方は少食で(痩せていて)ショートスリーパーな人が多い気がします。糖質の取りすぎは眠気を促し、集中力も低下しますからね。私の知り合いでプログラミングの才を持った方はお昼にパン1つだけしか食べないというような方もいました。

■ 出社時間が早い

どちらかというと、仕事ができる人の特徴かもしれませんが出社時間が早い人は仕事全般を素早くこなし、プログラミングもできるような気がします。
朝早い時間はオフィスは静かですし、集中して物事を考えやすいです。
朝の時間を有効に活用して、難しいプログラムを考えている人は多いように思いました。

■ 言語での理解力が高い

コードレビューなどをしているとよく思うことですが、プログラミングが得意な人は言語のみでスッと物事を理解します。
とても複雑な内容の話でも、すぐに理解してしまうように思います。逆にプログラミングが苦手な人は、言語だけで理解することが難しい傾向があるようです。複雑な内容であれば、会話の内容を図で書いたり文章に起こしてみないと理解しにくいようです。
私は毎年新人研修の講師を担当していたのですが、飲み込みが遅い新人は言語での理解が難しいようで、何度言葉で説明しても理解できないということが多かったです。そのような場合、紙やホワイトボードやエクセルで説明すると、理解してもらえるといったことがしばしばありました。

この記事が参加している募集

スキしてみて

よろしければサポートをお願いいたします。