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小さなことこそ-相談-を 【夫婦関係】

お読みいただき、ありがとうございます。

実は、私、夫と離婚したいなと思っていた時期があります。

現在は、夫のことを、〈わたしの1番の理解者〉だと思っています。

そう変わるまでに意識し、今も続けていること、それが〈相談〉です。

離婚を考えていた頃の私は、夫に何かを相談することがほとんどなくなっていました。

一 子どもが寝付かなくてつらい

一 そろそろ卒乳かなぁ・・

一 子どもの体重の増え方の不安、発達の不安・・

子育て中なら誰でも抱えるような不安を共有せず、ひとりで悩んでいました。

いつも、自分で調べ、自分なりに結論を出してきました。

私の気持ちが分かるわけがない、答えを知らない相手に相談しても仕方がない、夫だって相談されても困るだろう、と思っていました。

この思考の積み重ねで、私は「ひとりで育児している」ような感覚になり、離婚を考え始めます。

でもある日ふと、なぜ私だけ悩んでいるのだろう。私たち2人の子どものことなのに。

なんで私だけ、貴重な余暇時間に育児のことを調べているんだろう。

何かがおかしいと思いました。

でも同時に、私が自分で、夫に相談しないという選択肢をとっていたことにも気がついたのです。

確かに夫は、子どもの寝かしつけについて、明確な答えを持っていないでしょうし、アドバイスもできないかもしれません。

でも、私の「寝かしつけがつらい」という気持ちを共有することはできます。

寝かしつけの方法を、一緒に調べることはできます。

日常の小さな困りごと、悩みごとを共有しておくことで、夫にも、私と同じアンテナを立ててもらうことができるのです。

夫への〈相談〉を意識的に日常に取り入れている現在の私は、ほんの小さなことこそ相談します。

例えば、「ねぇねぇ相談なんだけど…食事のあとに食卓を拭くの、面倒だな〜っていつも思うんだよね。だから拭いて欲しい!って言いたいわけじゃなくて、誰にとっても、拭くのが面倒くさくなる、いい方法がないかなぁ?って思うんだけど思いつかなくて。思い付いたら教えて〜。」……と、こんなイメージです。

めちゃくちゃ些細ですよね(笑)

でもこんな内容でいいのです。

「食卓を拭くのが面倒と思っている」という事実を、夫はこの相談により初めて知ります。

わたしが一人で考えても思いつくような方法を、自慢げに提案されるかもしれません。

それでもいいのです。私が「食卓拭きを面倒と思っている」という事実を知り、解消に向けアンテナを張り、解決策を提案する、というプロセスを夫に踏んでもらうことで、夫も時々、食卓を拭いてくれるようになります。自分の提案した方法だからです。やりにくければ、また一緒に別のやり方を考えます。

このように、日常の小さなことこそ〈相談する〉ようになってから、ひとりで家事育児をしている感覚に陥りにくくなりました。

ぜひ試しに、旦那様に、日常のささいな困りごとを相談してみてください。

長くなってしまいましたが、お読みいただき、ありがとうございました!

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