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人生、欲張りに生きたもん勝ちだなぁ

ドラマ「リコカツ」を観ていて

(※ネタバレ含みます)

そんなに簡単に離婚したり結婚したりするなんて、自由だな〜さすが、ドラマ!と思っていた。

そのドラマの夫婦は、お互い今の仕事に誇りを持っていて、どちらも辞めたくない。
辞められないから離れて暮らすしかない。それなら離婚しよう、ということで一度離婚する道を選んだ。

だけれども別れてからお互いの大切さに気づき、ヨリを戻そうと決意する。

そんな矢先、妻は仕事の都合でパリに飛び立つことになり、3年間の超遠距離恋愛を経て再婚…というめでたい結末になったわけで、実にドラマティックで、ドラマらしい結末。

更に、この夫婦の両親である2組の夫婦までもが、すれ違いから離婚することになったが、最終的にはお互いの存在の大きさに気づき、また一緒に過ごすことを選ぶ。
それも離婚する前とは全く違う、イキイキとした笑顔で微笑みあって。

こんなこと、現実に起きるわけないでしょう。ははは…。と笑いながら観ていた。

でも、待てよ。

ここまでドラマティックじゃないかもしれないけれど、自分が一緒に居たいと思う人(パートナーでも友人でも)と一緒に過ごして、やってみたいことのチャンスが回ってきたら貪欲に掴み取っていったら、
ごく普通のアラサーOLの日常でさえも、それなりにドラマティックな展開になりそうな気がしてきた。

今まで何も起こらなかったのは、何も起こらない(起こさない)ように生きてきたからなのかもしれない。

変化を恐れずに自分の直感を信じて、行動していくこと。

何歳でも、何かを始めるのに遅すぎるというのは無いこと。

これを、ドラマのキャラクターたちに教えてもらった気がしている。

アラサー・アラフォーがぶつかる壁、結婚、仕事、家庭、子育て…熟年夫婦の関係性と、人生100年をどう生きるか。

そして、「結婚したら妻が仕事を辞めて夫に着いていく」だとか、「夫の定年退職後も、妻が家事を担い続ける」など、ありがちな話を暗くジメッとさせず面白く描いていた作品だったと思う。

「私も、もっと欲張りに生きてみよう。」

そんな前向きな気持ちにさせてくれる素敵なドラマをありがとうございました。