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赤い自転車にのっかって

宣言明けも、代わらず週1回の出社。久しぶりに出社したら通勤客の多さにめまいしてました。

(この記事、書き始めたのは10月中旬、えっ今は11月……。)

地震の影響はこんなところに

10月中旬、平日の昼休み。
オフィス近くを歩いていたら、


赤い自転車、いつもより明らかに多い!

それがトップの写真。
いつもの2倍は置いてある赤い自転車。

……。

この自転車、ドコモのバイクシェアの自転車たちです。 

定期利用、時間制で借りられるレンタサイクルですね。
都会のカッコいい方たちがさっそうと乗っているあれです。
(あじさいは利用したことがないです。。)


そうか、10月7日に発生した地震の影響……!?
千葉県北西部で発生したM5.9の地震です。東京では、足立区で震度5強が観測されました。

この記事を読んだ限りでは、地震発生後に電車が止まってしまい、帰宅手段として使われたとのことでした。

(参考)地震発生時、JR西日本の在来線の場合は40gal以上の揺れ、もしくは、計測震度4.5(震度5弱)以上で運転停止になります。(JR東日本の情報が確認できなかったのですが、この基準に近いと考えられます。)
出典:JR西日本


なるほど、かしこいな。

「帰宅困難=歩いて帰る、もしくは、その場にとどまる」と考えていたあじさいからすると、こういう選択肢を選んだ人がいたのか。と素直に思いました。


あっ、でも、これは今回たまたまいい手段になり得ただけです。

大地震の場合は非常にきびしいです。例えば、道路陥没やがれきで道路がいっぱいな場合、自転車ががれきでパンクしてしまう、道が走行できないためです。……鉄の重たい物体を押して帰ることになります。

地震発生後、身の安全が確保できる、ある程度帰れそうな場所にいる場合は帰宅することも一案ですが、基本的には徒歩移動になるかと思います。

NHKの記事でも、「今後は災害時の適切な利用についても考えていかなければいけないと思います」と、いうインタビューコメントが掲載されていました。

どのくらいなら歩いて帰れる?


地震発生時、帰宅可能な距離というのは10㎞といわれています。
10㎞歩いて帰るのは、普通に歩いたとして(時速4㎞)、約2.5時間。

ぞろぞろと人の渋滞の中で歩く場合、それ以上の時間がゆうにかかると予想されてます。地震による落下物やがれき等も生じると歩くのが困難なことも予想されます。安全のためには、「いったん、その場にとどまる」という選択肢を取ることが大切な場面もありますね。

……今回は夜に地震が発生しました。その日、あじさいは在宅勤務でしたので難を逃れましたが、出社していたら間違いなく帰れませんでした。
しかも、帰宅の電車の中で地震に遭っていた可能性が高かったです。この時間なら、すっごく中途半端なところにいたはず……宿泊場所の確保も大変だったと思います。

記事書きながら冷や汗かきました。


帰宅困難のお話とその備えについては、ぜひこちらのnoteをご覧ください。


赤い自転車、その後……

10月下旬ごろでも、なぜか赤い自転車が大量に駐輪されていました。そして、トラックの荷台に赤い自転車がたくさん積み込まれていました。


最後までご覧いただきありがとうございました!

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