通学・通勤のときの小さな備え
1日のうち数時間を使う方もいる通勤・通学時間。
とくに、電車やバスを使われている方は、その時間帯に万が一地震が発生したら、その日もしくは数日間は帰宅できない可能性もあります。
会社や学校、家であれば、ある程度は非常時の備えをしている方も多いかと思います。その時は安心でも、通勤のときは備えていない方も意外と多いはず。
今回は、参考まで、片道の通勤距離がフルマラソン、1時間半かかるあじさいが持ち歩くものを紹介します。
この記事は一例ですので、ぜひ「自分にはこれはいらないけど、あれは必要だなぁ」とか、「これを用意しておこう」と考えるきっかけになれば幸いです。
非常時、何が必要?
通学・通勤のカバンに入れられるものには限界がありますし、極力軽い方がいいですよね。なので、現実にはそんなにあれこれ持てないんですよね。
(人によってはカバン持たずに通勤しますよね)
こういう時は、優先順位をつけることが大切です。
お風呂には入れないだろうし、着替えは最悪、数日なくても何とかなる。
でも、スマホは情報の入手や連絡するのに使えるようにしておきたい。
万が一のとき、薬がないと困る!という感じです。
帰れなくなった時を考えて、持っておきたいものを考えてみます。
実は、非常時に持っておきたいものといっても、日常ですでに使っているものが多いんですよね。そういうものは普段使いの方で備えておけばいいです。黄色い部分だけを準備しました。
お金は、小銭があるとGood。あっ、化粧水が必要なのは肌の保湿用。
おしゃれな理由というよりも肌が弱くて乾燥しがちなので必要なのです。
ばんそうこうもよく流血するので必要。
非常時の小さな備え
実際に普段持ち歩いているものは以下のものです。
モバイルバッテリーと3種のコネクタ
最近はオンライン会議でイヤフォンマイクを使う機会も多いので、これらはまとめて1つのポーチに収納しています。3種のコネクタは、会社用スマホ、個人用スマホでケーブルの種類が違うので普段から利用しています。
モバイルバッテリーは昨年支給された定額給付金で購入しました。
非常時の最小限の備え
手を抜けるところは手を抜いてしまえ……ということで、楽天で1,000円くらいで揃えました。
こちらの商品です。
携帯コンパクト防災対策7点セット https://item.rakuten.co.jp/kawa/spdmt010-a/
中身はこんな感じ。
100均でも頑張れば用意できます。
防寒のアルミブランケット、懐中電灯、ホイッスル、圧縮タオル、そしてマニュアルにカラビナがポーチの中に入っています。
蛍光ペンとの比較。非常にコンパクトにまとめられます。重さ90gで、かさばりません。うしろにはカラビナをひっかられる場所もあります。
これをベースに必要なものを加えました。
加えたものは、追加のばんそうこう、鎮痛薬、そして忘れちゃいけない個別包装のマスクが数枚。あと、左側ポケットのブランケットの後ろには粉末スティックの栄養補給食品が入っています。
この記事を書きながら、お札と小銭を追加で入れておこうと思い1,500円を、圧縮タオルも3つ追加しました。
時々見直して、これ必要と思えば入れておくといいのかなぁと。
さすがに今回は携帯用トイレを加えていません。
持っていても使う機会がなさそうですし、人がいない暗いところ=防犯的に危ないところとなりますので。
万が一、通勤中に被災したらトイレを探すしかないですね。
まとめ
最後にまとめます。
・通学・通勤時間の備えは意外としていない盲点。
→帰宅困難になりそうな方は対策をしておくことをおすすめします。
・普段使いしているものが災害時にも必要になる。
→持ち運べるのは有限。必要なものの優先順位をつけよう。
・最近はいろんな持ち運べる防災グッズがでている。
→一から揃えるのは大変でも1つ持っておけば安心。それをカスタマイズして使うのが楽でおすすめです。
圧縮タオルって……と思われた方、こちらは近いうちにまたお伝えします。
最後までごらんいただきありがとうございました!
あじさい