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逃げる:3-2.津波が!どこに避難する?

AQUA_ぽん太さんによる写真ACからの写真を使用しました。 

こんばんは。今年は短冊を書くよりも、備えを点検した方がいいなぁと思うあじさいです。

ここ数日、「逃げる」というテーマでお伝えしています。昨日(といっても日付が変わる直前)は「大雨・台風のとき、どこに逃げる?」というテーマでお伝えしました。

今日は津波避難についてお伝えします。

昨日のnoteに、大雨・台風のときと津波のとき、避難のしかたが異なるということだけ書きました。以下の図に簡単にまとめてみました。

避難の違い

いらすとや、イラストACの画像を使用しました。

そもそも、津波って何?

地震が起きると、震源付近では地面が持ち上げられたり、押し下げられたりします。地震が海域で発生し、震源が海底下の浅いところにあると、海底面の上下の変化は、海底から海面までの海水全体を動かし、海面も上下に変化します。このようにもたらされた海水の変化が周りに波として広がっていく現象のことを津波といいます。 (気象庁ウェブサイトより

普通の波と津波の違いって何?

左側は津波、右側は普通の波を示します。

津波は、海底から海面まで海水が押し寄せるので、波のパワーがとても強いです。この波のパワーが船や家を押し流します。そして、津波はとても速いです。

波浪(普通の波)は、海面付近の波が風で揺られて押し寄せます。ぷかぷかというイメージです。

波浪と津波の違い

気象庁ウェブサイトより

動画で見た方がより分かりやすいと思いますので、NHKが公開する津波と波の違いの動画を紹介します。1分半くらいの短い動画ですので、簡単に、そしてすぐに「あぁ!」て分かると思います。

http://www2.nhk.or.jp/school/movie/clip.cgi?das_id=D0005320308_00000

夏といえば海!知っておきたい津波避難

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地震が発生したら、すぐに高いところに逃げること!

津波が来たら遠いところではなく、すぐに高いところに逃げること!海の近くに住んでいない方も、これだけ、まずは覚えておきましょう。津波は地震発生後、場所によって、早ければほんの数分で到達します。

大きな地震だけでなく、小さい~中程度の揺れの地震でも津波が発生することがあります。なので、海沿いにいるときに揺れを感じたら、すぐに高いところに逃げる!、命を守る行動をすぐにとることが大切です。

近くに高台がない!そんなときどうする?

内閣府_ロゴ

出典:内閣府 避難場所に関するロゴ

海沿いで近くに高台がない場所もあります。一刻も早く命を守る必要があるとき、一時的に高い場所に避難することが必要です。高くて頑丈な鉄筋コンクリート造もしくは鉄筋鉄骨コンクリート造のビルや、津波避難ビルのマーク(右下のマーク)がついたビルに逃げることが有効です。津波は、1度だけでなく、何度も襲ってくることがあります。避難したら津波の危険がなくなるまで、警報注意報が解除されるまで絶対に戻ってはいけません。

何階なら安全なの?と思うかもしれませんが、自然相手なので「何階」なら安全という明確な回答は残念ながらありません。。

海から離れているが川が近い。そんなときは?

海から離れていれば津波は大丈夫、というわけではありません。実は、津波は川も遡上(そじょう)します。津波が川を上って内陸部を襲ってきます。これにより、海から離れていても河川に近いところで被害が出ています。

海からある程度近くにある川の近くにいるときは、川からも遠ざかった高いところに避難することが重要です。


今日はこの辺で。最後まで、ご覧くださいましてありがとうございました!

あじさい

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