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『運命の出会い』は見知らぬところに転がっている

『マイ・フェア・レディ』という映画を皆様は見たことがあるだろうか。

オードリー・ヘップバーンが主演にして、アカデミー作品賞に選ばれた名作ミュージカル映画だ。先日私が、インド映画が~ミュージカル映画が~とか言っていたのは、これを見ていたのが発端だ。

ざっくりあらすじを紹介すると、

「言葉遣いの良くない下町の花売り娘に、言葉や礼儀を教えて、淑女に仕立て上げてたら面白いじゃないか」という言語学教授の酔狂な賭けから話は始まって、下町の花売り娘、ことオードリーには地獄のようなトレーニングが施されることに……

という感じのお話。
天下一武道会でも開かれそうな書きぶりになってしまった(笑

物語の途中。
イントネーションを直して、淑女たちの社交場の競馬場に行ってみたところ、まだまだ矯正も中途半端なせいで、半分下町の汚い言葉遣いが出てしまう。頭を抱える教授をよそに、そんな話し方を「斬新だ」と感じた富裕層の男性に気に入られてしまうオードリー。


と、そんなあたりまで見て。
こういうことってあるよな。って自分の人生を振り返る私。

つまり、毛色の違う人がひょいっとまじってきてしまった折、その人にとっては「普通」のことは、他の人にとっては「普通」ではないわけで。それは斬新で新しく見えるし、その人が「普通」にふるまえばふるまうほど、魅力的に映る。

勿論ツボにはまるかどうかはその人次第だし、相手がいることも良くある話ではあるけれど、ちょっとした言葉の使い方とか、しぐさ。そういうのが目新しくてつい気になってしまう。

……とまあ、過去の色恋沙汰を思い起こせば、私にもそんな覚えの一つや二つあるわけです(笑 そして、下手したらそこに『運命』を感じてしまったりもするわけですね。

若いときは、色々オフ会のような何かに顔を出したりもしました。

別に何か難しい事を意識していたわけではありませんが、自分とは違う「普通」を持っている人は、今自分がいる場所には絶対いない、と思うと理にかなった行動だったのかもしれません。

ありがたいことにネットだと、ほとんどの人とは「普通」が違うんですよね。性別も世代も、場所も家庭環境も違うわけですから。

でも、だからこそ無理せずに自分の「普通」を知ってもらうことが、ある意味自分を一番魅力的に見せる秘訣で、それこそが『運命の出会い』に繋がるんじゃないかな。

そんなことを『マイ・フェア・レディ―』を見て思ったのでした。



……って終わるときれいなんですけど、実際には『マイ・フェア・レディー』と、『人生を変えた出会い』で大喜利をやった、というのが正解でしてこれ(笑

人生を変えた出会いか~……相方とのなれそめでも書くか~いやでもそれも恥ずかしいしな~とか考えてるうちにこうなりました(笑 やっぱり毎日note書いてる人ってすごいなぁ(笑


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「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)