『書けないから書かない』はやめた。

世の中にはいろんなコンテストがあって、noteの中だけでも様々なお題やコンテストがある。

テーマによって書きやすいものも、書きにくいものもある。
どう頑張っても、私からは出てきそうもない。
そういうテーマも沢山ある。あきらめたことも沢山ある。

でもやめた。
私は、『書けないから書かない』はもうやらないことにした。

おこがましいとは思わないだろうか。

いやこれは自分のことだから、問いかけるようなことではない。我ながらおこがましいと思うのだ。これは書ける、これは書けない……そんな選別をできるほど、自分に得意な分野があるだろうか。いや、そんなものはない。そう思うのだ。

得手不得手は確かにあるけれど、書きやすいジャンルは万人が書きやすいもの。そんなものしか取り組まないのは、自分を小さく見積もることにしかならない。

私はnoteで文章を書くことを楽しんでいる。
それ以上の野望は具体的にはない。

でも今日よりも明日の方が少しでもいいものが書けるようになりたい。そんな自分に対する研鑽の意識は持っているつもりだ。

コンテストなんかに参加すると、才能の塊みたいな人たちに毎回打ちのめされ、恐怖する。もうやめようかな、と思うことも良くあるし、直球を投げずに逃げることも多い。

でも、そこに向き合わなければ成長することもない。
苦手だ苦手だ、と食わず嫌いを続けていれば、一生その食べ物を克服することはできない。

立派なものを書けなくてもいい。
全く太刀打ちできなくてもいい。

それでも書けそうにないから書くのはやめる。そんな形で、最初からあきらめることだけはやらないでいたい。

「参加することに意味があるなんていうのは義務教育まで」、なんて言葉もある。結果が出なければ無意味。そんな次元も確かに存在する。それに現実的には、時間に追われるなかで、全く取り組めないものも沢山ある。

それでも一度はきちんと向き合い、そのテーマについて考える。時間の許す限り作品を仕上げる。そうやって、いろんなテーマに挑み、そのために知識を集め、形にすることは、必ず自分のためになるはずだ。

私は、『書けないから書かない』はもうやめた


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