お爺さんの昔話①【小噺】
昔々あるところに、犬を飼っているお爺さんが居ました。その犬は飼い主に幸運をもたらす"幸福の犬"でした。
しかしある日、犬は隣のお婆さんの恨みを買ってしまい、焼かれて殺されてしまいました。お爺さんは大変ショックを受け、腹いせに犬を焼いた灰をお婆さんにぶち撒けます。
そして、犬の死をきっかけに、お爺さんは競馬にハマってしまいます。次第にかけ金も増えていき、ついにお爺さんは全財産をかけた勝負に出ました。しかし結果はごく僅差でお爺さんがかけた馬は負けてしまったのでした。
お爺さんは