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AJ Learners あまり野菜を減らそうプロジェクト

今ギャップイヤーの中で、農業を週二回やっています。その中で、あまり野菜を減らそうというプロジェクトを立ち上げました。

内容は食料の「食べる」以外の活用策を見出そうというものです!


1週間、農地であまった野菜

農業における余り野菜問題

農業分野では意外と「もったいない」があります。「もったいない」野菜といえば、たまにスーパーで売られているような、訳あり野菜(B品の野菜)が想像しやすいと思います。

ただ、それ以外にも農業分野では野菜が余ることが多くあります。もちろんB品野菜が通常の市場(スーパー)に並ぶことは珍しいことですが、綺麗な野菜でもスーパー等で売られない野菜があります。


綺麗な野菜が売れないのはなぜ?

綺麗な野菜が売れないのはなぜ?

なぜ綺麗な状態でも野菜が売られないことがあるのか?(厳密にいえば出荷されない)

様々な理由がありますが、その中で大きなことは豊作になった野菜を人間が食べきれないことにあります。

つまり野菜の価格変動は、気候による影響もありますが、人間の胃袋の量は決まっているという大きな壁があります。胃袋問題だけではなく、使い勝手のいい野菜の方が売れやすいというような、嗜好の影響もありますよね。

食料が足りないのは嫌ですが、案外余ってしまうことには目が向けられていないように思います。

農家としても豊作だと逆にしんどいことも

食料が豊作というと、すごく聞こえが良いように思えませんか?地域で行う祭りも豊作を祝うものが多いのではないでしょうか?

凶作よりは豊作の方がいいですが、豊作になっても消費者として、食べきれない問題があると先ほど書きました。

同じように農家にとっても豊作はメリットばかりではありません。豊作になると日持ちさせずらい生鮮食品の需要は下がります。そうすると値段が下がっていきますが、農家の収入は下がってしまいます。


食料安定供給に向けて

食料安定供給に向けて

悪いとか良いとかの話ではなく、世の中で生産された食料は農協が供給量をコントロールして価格の乱高下が起きないようにしています。

ただし、食料の安定供給のために食余りが一部、出てしまうことは仕方がないことだと思いますか?

私たちは現段階で、農業に関わる様々な立場の考えを知って、食余り自体が悪とは言い切れませんでした。

そこで、食料の「食べる」以外の活用策を見出そうというプロジェクトを進めています!!


参考サイト


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