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あらゆる資源は「自分のため」ではない、と1月18日の日記

「自分だけが持ってるもの」ってあると思うんです。

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それは、ある程度の「お金」もそうだと思うし、「時間」や「気持ち」や「能力」というのもそうですよね。

先日、「今年は勉強したいんだ」というある社会人の人の言葉をタイムラインで目にしました。

意識は低いよりは高い方がいいとぼくは思っていて、学ぶことは本当に大事だと思ってはいるんですが、ぼくはちょっとだけ、“違和感”を感じ、そっとこれをメモしておいた。

ぼくはたぶん、「勉強」って行為はすごく好きです。なんだか自分の経験値(知識量)を上げて「レベルアップ」させている感じが常にしていて、全然飽きなかったんです。

今でも、「何かの資格を取りたい!」とか「英語をやろう!」とか思ったりすればその次の瞬間から最短でやれる道を探しつつ、毎日できる分量に落とし込み、1日の中でやる時間帯を決めて「よーいどん!」って感じでスタートできます。

ただ、とことんその必要が感じられたら…ですけどね。

そんな自信はあります。

ただ、社会に出て、13年くらいになるでしょうか。1年間フリーターだった時期もありますから、完全に「会社員」だったというわけでもありませんが、最近考えて方が明確に変わってきたな、と感じています。

どういうことか?

自分の全ての体験や経験、あらゆる資産というものは、外部に使ってこそ意味がある、と考えているんです。これは本当に最近ふと気がつきました。

働いて稼いだお金も、自分に許された「いのち」という時間も、仕事で経験して得た知識やスキル、人生で紡いできた人間関係ですら、それは自分で囲い込んでも一銭の価値もなくて、「他人」もっというと「社会」にお返しして初めて意味を為すものだよなぁという思考。

こういう「考え方」一つとってみても、ぼくがiPhoneのメモに書いてから外に出さないでおけば、それはやがて忘れ去られて世に出るということはないんです。少なくともぼくの口からは外には出ない。

でも、こうやって、「noteに書く」ということを2年以上毎日続けてきて思っているのは、思考や自分の得た知見、経験なんかは自分が持ち続けているよりも、外部の世界に晒した方が、さらに価値が出てくるということ。

お金だってそうですよね。

貯金箱の中身や通帳に書かれた数字がどれだけ大きくなってみても、それが「何も生まない」ということが薄々わかってきます。

それよりは、誰かのプロジェクトを応援するとか、自分の好きなものやお店に行ってお金を使う、ということに意味を感じるんですよね。

能力を持っている人、お金を持っている資本家の人、「時間だけはたくさんあるぞ」という学生とか若い人たち、その立つ位置でそれぞれいろんな還元の形があると思います。

今日一日、自分はどんな「社会還元」ができるだろう?と思って、自分という資源がどう形を変えて社会に出て行ったかを、よく見つめてみたいものです。

しいたけ先生も、同じようなことを言ってた。

 *

1月18日(月)

朝は土湯で4時に目覚めて、部屋についている露天風呂にお湯をためてゆっくり入る。温かいお湯に体を沈めるという行為は、日本人共通の極楽。

上がってからコーヒーを淹れて、noteを書く。すごくいい部屋を当ててもらい、作業環境はものすごくいい。ちなみにお部屋はこちらの「ユニバーサルスイートルーム」を12,000円ほどで。

土湯の街はこれで4回目くらいで、ふくしまテレワークで大好きになった街。人生、どのタイミングで何に出会うかで感じるものも全然違うなと思う。今まで、全くこの街知らなかったし。

朝ごはんを食べて、9時頃に宿を出発する。山形の「東北芸工大」という東北唯一の美術系大学へ行く予定。学生にたくさん会う予定。

高速に乗って、仙台方面へ向い、途中から山形道に入る。とても気持ち良い晴れで、山もすごく綺麗で見惚れそうになる。素晴らしい、豊かだ。

芸工大にほぼオンタイムで到着する。

学生と待ち合わせして、学校外のスタバに行くことにした。(この期間、学校内での接見はダメとのこと)

代わる代わるお話を聞いて、終わった順に学校からスタバにきてもらう、、を3セットくらい繰り返した。現役の4期生の二人にはとても感謝していますよ、もちろん。

夕方、思いのほか遅くなってしまいレンタカーは一日延長するも、どうしても市内で行きたいカフェがあり、雪が降ってきているものの、そこだけは寄って帰ることにした。

学生2人と、市内のカフェへ。

いや、ここいいな。この日中に福島に帰る予定だったので、もっとゆっくり飲んだりしたかったのだけど、我慢して帰路につく。

結局、いい感じの宿は月曜日ってなかなか開けていなくて、福島駅前にできたばかりの「アパホテル」に泊まることにした。快適過ぎてクセになるから気をつけよう、初アパ!

たくさんの学生の想いを聞いて、自分も力をもらうし、役に立ちたいと思った。仕事で出逢った人間関係は、それだけでは終わらないのが自分の強みだと思っているけど、これもそうだ。末長くお世話になります。


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