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続けることと、続いていくことの違いについて、と8月27日の日記

押立茶房🍳

軽井沢で、41年目になる喫茶店『押立茶房』に来た。店内には、さまざまな著名人のサインが飾ってある。

それぞれが年数を経て、いい味になっていた。

その町の歴史というのは、尊い。さらに、その町に根付く『場』としての価値はもっと尊い。

そんなことを思う、モーニング時間だった。

ボンマックの、かなり味の出た業務用ミル。こういう感じがすごい好き。

モナリザの『簾』って、初めて見た。

『続ける』ことには、価値があるし、それは賞賛されるものと思うけれど、『続いている』ということは、それ以上に必要とされているということ。自分本位ではないというか。

その地域に、その社会にとって、あってほしいものでありたい。そこに、自分らしさがちゃんと出てればさらに素晴らしいものになると思う。

丸山珈琲☕️

その後は、28年になる『丸山珈琲』の小諸店へ。軽井沢から日本、そして世界に名を轟かせている名店。

軽井沢の本店にも行き、大型の焙煎場でもある小諸店にも行って、彼らの真摯な姿勢に感銘を受けてきた。

入り口には、金の焙煎機。これは、格好いい。

置いてある一つ一つのものが美しく、実用品。

バリスタチャンピオンを数回輩出していることもあり、ここ数年で大きく店舗数も、知名度も存在感を増している。

レトロな純喫茶も、最近話題のカフェも、今に残るためには、『続ける』ことが必要だったし、その結果として必要とされ、これからもなお『続いていく』のだと思う。

なんだか、言葉遊びのようだけれど、実際にそうなんだよな、と。古きよき街を歩いてあると、思う。

8月27日(火)

朝、押立茶房へ。モーニングを楽しみました。上皇様、皇后様の軽井沢御幸とのことで、なんと途中、『お見送り』をしました。はじめての経験だったけど、皇后様は身を乗り出して手を振ってくれていました。

昼、おもちゃ王国で娘が大はしゃぎ。ゴーカートに乗ったり、ニジマスつかみなどしました。

丸山珈琲小諸店へ行き、お土産などを購入。

17時から、軽井沢の軍鶏すき焼き店『オゴッソ』で食事。とてもとてと美味しかった。また来たいお店。

その後、雨の中、石の教会と、キャンドルナイトを見に行きましたが、雨も強まってきたので、早めに宿へ向かうことに。

夜、宿泊の『Koya backpackers』へ。2名の宿泊客が共有スペースにいて、丸山珈琲本店スタッフのタカと会う。

妹と一緒の歳で、福島出身ということもあり、オーナーの誘いで消灯時間いっぱいまでおしゃべりをした。まだお店をやりたいとか具体的なことは決めてはないそうだけど、福島から動いて、具体的なアクションをしている若者にまたひとつ勇気をもらえた夜でした。

軽井沢、いい街です。



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