グーグルフォントから語る思い出
ぼくたち わたしたちは いいかげんなことを かきます!
ある日、業務上フォントについてさくっと検索をかけたところ、グーグルフォントに出会ってしまった。kawaiiフォントが目に入り、上記過去記事中のフォントを変えたすぎて画像で入れ込みなおしつつ、近頃は色褪せた情熱の残り香を感じ、いっちょ記事でも書くか! という気分になった。
フォントとトモダチになる第一歩はやはり等幅・プロポーショナル問題だろう。身近でそこをワザと修正する人を見かけたら思わず笑顔になるところだ。note上の記事をささっと検索してみると、あるある。こだわりが。
文字コードでくっころ……! とか
えっ……メイリオだめなの……? そんなー(´・ω・`)とか
Macのヒラギノこそ志向……!とか(上記の華村さんもイチ押しだが、一度一緒に仕事をしたら、必然的にたどり着く境地なのかもしれない)
Win10新参フォントのくせに……! MSゴシックの悲しみ、そしてMeryo UIに救われた気持ちがお前なんかに! デフォルトフォント設定はBIZ UDPゴシックに修正してやる!! アンダーバー薄いよ! 何やってんの!(いやマジでサイズ9ptくらいにすると、突然アンダーバーの霊圧が消えるのなんでなん。かなしい)
まこと、フォントはニンゲンを魅了してやまない。罪作りである。それにしてもGoogleフォント先生、10年前から存在していた……だと……。どうやらAndroidさんちのデフォルトフォントもあるそうで、ヒラギノちゃんもApple一家の看板として大活躍していることを思えば、そういう都合で発展した側面もあるのかもしれない。
こんなんもある。キルラキルみある。
なんか……思てたんと違う……(別の何かで見たことある、ような)
いやはや、そのむかしロゴデザインのまねごとを、有志作成のフォントも交えてずいぶんと遊ばせて頂いた。懐かしき思い出である。
ほーむぺーじでな、昼のデザインと夜のデザインを2つ用意してな、昼は空にクレヨンで描くようなイメージでな、夜は場末のバーのようなネオン管のイメージでな、他にもいろいろとロゴデザインを考えてな、ぶきっちょで絵は描けんかったからな、せめてそういうことがしたくてのぉ……。
そっち系の本職でもないのに、つい金文体尊師を買ってしまったし。
しねきゃぷしょんが好き過ぎてシステムフォントに設定しようとしたり。
CUIやターミナルの類を使うにあたり、数字の "ゼロ" とアルファベットの "オー" が区別つかなくてムカついてしまいOsaka等幅さんに染め上げたり。気分はウィザード級ハッカー。
それはそれとしてGeogiaはFFT好きにはたまらん。この数字の配置よ。
空気感が近しい作品も出るし、ワシは楽しみじゃよ。
遊んでいた当時はまともなツールが使えたが、今やExcel先生しか頼るべきものはない。あたりまえだがExcelはそういうツールではない。冒頭の幼女戦記オマージュにするためのフォント差し替え作業も、やりたいことに比して作業がクソだるい、クォリティもいまいち残念になる。しかしある程度できてしまう。くやしい。でも会社員が実質無料で使えるのは君だけだから。
そういうわけで、note上にあるフォント好き各位の痕跡を見ることができてうれしい。そんな中グーグルフォントの話題がなかったので、これを肴に思い出に遊びつつ、余韻に浸るお昼どき。
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われわれが深淵を覗くとき、深淵もまたわれわれを覗いているのだ……