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「大丈夫だよ、ぼくの愛し仔」

11/17。

5:00起床。

天気は晴れ。


昨日、先日応募した公募の最終候補作品が発表されました。(新人文学賞じゃない方ですね。)ぼくの名前はありませんでした。イコール、予選段階で落選しました。ぴえん。


ああ、やだやだ。お先真っ暗だ……。と、3日は寝込むんじゃないかと思ったんですがね。いや、落ち込むのは落ち込んだんですが、半日でけろっと立ち直りました。


落選した理由は、色々考えました。

①単純な技術不足
②審査員の先生の好みに合わなかった(新設の公募なので、受賞傾向の調べようがなかったですね)
③内容がセンシティブだった(『精神科』だの『異食症』だの登場させたんですよね)

考えて考えて考えた結果、「うん、次頑張ろう」となったのでした。ちゃんちゃん。


というか、今はまた別の公募の締め切りが近いので、落選して落ち込んでいる場合じゃないんですよね。


新人文学賞に一区切りが付いてから、「結果が出るまでどうしようかな」と思っていました。結果が出ていないのに、他の出版社の新人賞に応募するのはあんまり……。


なので、「入選したら雑誌に掲載してもらえる」とか「入選したら賞金がもらえる」とか、そういう類の公募を見つけては、作品をちまちま練る日々です。


今月もそうです。月末に締め切りがある公募が2つあり、その1つは先日無事応募できたので、今はもう1つの最終調整に入っているところです。相も変わらず、書いて、書いて、書き続ける日々です。


もしかしたら、落選した作品について、もっとふり返るべきかもしれません。でも、ぼくとしては、充分ふり返りました。


だから、あとは前を向くだけです。だって、今まさに生まれようとしている作品達がたくさんいるんだから。


もちろん、生まれた作品はみんな大切です。落選しようがしまいが、関係ないです。


落選したことで落ち込んでいる作品がいたら、「ぼくは大好きだよ」と抱きしめます。世間の評価はさておき、応募する作品は全て、「大好きだよ」と抱きしめて、送り出したんだから。


来月も応募する予定の公募が2つあります。もしかしたら、また増えるかもしれません。生まれるものが増えようが増えまいが、関係ありません。全て、ぼくの愛し仔です。


だから今日も、「生まれてきてくれて、ありがとう」をいうために、ぼくは筆を走らせます。





「僕だけが、鳴いている」


これは、
ぼくと、ドッペルゲンガーのドッペルさんの話。


連載中。


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