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5/26

4:50起床。

今朝は曇り。
分厚い雲が、ブルーグレーの空を覆い隠している。

昨日見た夢。
舞台は、海がほど近いところにある小学校。
なぜか、ヤクザに追いかけ回されていた。
けれど僕は、一度でも会ったことのある人なら、
その人に変身できる能力を持っていた。
僕はその能力を駆使して、小学校を脱出し、
ざぶんと海に飛び込んだ……。
んー、★2かな。泣けるシーンもあったし。

朝食は、今日も今日とて牛乳だけ。
僕の体は、牛乳でできている。

昨日、摩訶不思議なうたた寝をした。
15時を過ぎたころ、
僕はトレーニングマットの上で横になって、
英語学習アプリで勉強していたんだけど、
急に眠くなっちゃって。
まあ、いつも早朝に起きてるから、
溜まりに溜まった眠気が、どっと来ちゃったのかな。
切りよく16時に起きようと、タイマーセット。
自分でも眠っているんだかいないんだか、
よくわからない内に、ピピピとタイマーに起こされる。
んー、まだ足りないかなあ。
僕は、もう少しだけ寝ることにした。
さらにもう1時間分タイマーセット……したはずなんだけど。
どうやら、してなかったみたい。その辺りの記憶は曖昧だ。

僕は1時間、いや2時間の間、
夢と現の境界をさ迷っていた。
どういったらいいのかな。
ふとした瞬間に、
自分がトレーニングマットの上でうたた寝していることを思い出して、
「ここは現実?現実だろう?」
そう思い、何度か起きようと試みるも、
また夢の中へと引きずり戻される。
そんなことが、少なくとも10回以上はくり返された。

夢の内容は、
さすがに全部は覚えていないから、断片だけ。

僕は、どこぞの高級マンションの1室にいた。
(夢の中なので、自分の部屋だと思っている。)
家具は、ソファー、PCデスク、それからベッドしかなかった。
それらが小さく見えるほど、室内はだだっ広かった。
あと、僕はなぜか全裸だった。
カーテンは閉め切られていて、室内は薄暗かった。
薄暗い、ということは、外はまだ明るいってことだ。
僕は、そのカーテンを開けた。
……開けない方がよかったと、瞬時に思うことになった。

カーテンを開けると、
広大なサッカーコートが、目に飛び込んできた。
けれど、そこで行われていたのは、サッカーじゃなかった。
年齢性別様々な、そして大勢の人が、飲めや食えやの大わらわ。

そして一段と目を引いたのが、
コートの半分を埋めている、巨大なお立ち台だった。

ゆうに2mは越えている女性たちが、
輪になってモデルウォークをしていた。
女性たちは、デザインはそれぞれだけど、
皆、ゴールドでゴージャスなドレスを纏っていた。
露出している部分も様々だった。
ある人は背中を、ある人は腹を……。
そこが、自分の気に入っているパーツなんだろうか。

僕がそのステージを呆けて見ていると、
少し下腹の出ている初老の女性(年齢も様々だった)と目が合った。
彼女は、とても冷徹な目をしていた。
その辺りで、自分が全裸であることに気付いた僕は、
なんだか居たたまれなくなり、勢いよくカーテンを閉めた。
そこで、その夢のパートは終わり。

他は……そうだな。
PCでYou Tubeを開いて、動画を見ていた話か。
そこに至るまでの経緯はわからないけど、
僕は、幼女向けアニメを見ていた、はずだった。
いや、たしかに動画はそのアニメに違いないんだけど、
音声は、どこぞのおっさんの下劣な猥談だった。
いわゆる釣り動画ってやつかと思ったけど、
コメント欄は、結構好意的だった。なんでや。

まあ、その後もなんやかんやあって、
最後には、なんとか夢から脱出できた。
頭にはまだ、夢の残滓がかかっていて、
僕は、それを振り払うように立ち上がった。
時刻は、17時を過ぎていた。
セットしていなかったアラームは鳴らなかった。
実際は1、2時間しか経過していないのに、
体感としては、その何倍も夢の中にいた気がする。

僕は、疲れ切っていた。
喉も乾いていた。
まるで、それを実際に体験したように、体は疲弊していた。
眠ってはいたから、頭はスッキリしていたけど。

もしかすると、夢にいるより、現にいる方が楽かもしれないな。
いやでも、現は現で大変だからなあ……。
せめて夢の中くらいは、いい思いがしたいのに、
その『いい思い』っていうのも、あんまりしたことがないなあ……。

……あー。あ゛ー。
本当、まっとうに生きるって大変だ。

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