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「作家は経験したことしか書けない」? バカいってんじゃないよ

9/26。

5:00起床。

天気は曇り。





隣人のちびっ子の「お父さん! お父さん!」の呼びかけに、ちびっ子のお父さんではなく、ぼくおよびパートナーの方が起きてしまった。午前4時のことである。(ちなみに、その後ちびっ子は起床したお父さんに叱られていた。)


パートナーはすぐにすやすや眠ったが、一度起こされるとなかなか眠れないぼくは、そのまま起きることしたのだった。まあ、いつも5時には起きているから、誤差の範囲よ。


(ところで、隣人親子はほぼ毎日さわがしいんだが……なんかいった方がいいのかね、これ。)


……んん。今朝も天気は悪し、か。まあ、暑くなければ何でもいいよ。寒すぎなければね。要するに、今日もそれなりに過ごすことができそうだ。


ところで、病院に行く前はけろっとしているのに、待合室に入った途端にへとへとになるのは、なぜなのかしらん。


病院は、ぼくの健康をより良いものにしてくれるはずなんだけど、逆に悪化している気がするのは、なぜなのかしらん。


そんな状態でも、カウンセリングは滞りなく(たぶん)進んだ。変わらず、今書いている小説について掘り下げられる。何のカウンセリングなんだ、これ。


それ自体は、構わないといえば構わないんだけど、「これは、自伝小説なんですね」とよく訊かれるのが、ちょっと面倒。「違います」って、何度もいっているのに。


あれか。一時期Twitterで話題になっていた「作家は経験したことしか書けない」とか、そういうやつか。


あれには、異議を唱えたいですねえ。「経験したこと」に基づいて書いているものもあれば、「経験していないこと」だからこそ書けるものもあると。大言壮語を吐く人間は、「〇〇は××しかできない」なんてことばがお好きですね。やれやれ。


まあ、カウンセラーさんが「自伝小説なんですね、わかります」とくり返しいってくるのは、ぼくが「主人公の設定(?)は、自分を参考にしています」といったからだな。


でも、設定だけだからな。「ヒロインとの出会いも、パートナーさんとの出会いを参考にされたんですね」はものすごく違うからな。一ミリもかすってないからな。


ちなみに次のカウンセリングは、新人賞の〆切日の翌日だ。……ふふ。きっちり余裕を持って間に合わせますとも。





「僕だけが、鳴いている」


これは、
ぼくと、ドッペルゲンガーのドッペルさんの話。


連載中。


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