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ついに、ついに、だよ

10/9。

6:10起床。

天気は曇り。





新人賞に応募する小説を書き終えた(3回目)。推敲のつもりだったんだけど(そもそも、それがどういうものかわかってないけど)また一から執筆するのとほぼ変わらなかった。結構変更点を加えたためである。


締め切りは来週だ。あとは、誤字脱字のチェックとか、表現に不自然なところはないか、こまごましたものの確認だ。少なくとも、4回目の執筆に突入することはない(と思う)。


ぼくは、原稿を完成させたのだ。


最近は、朝から不調になることが多かったから、夜から書き始めることも少なくなかった。だから、普段なら22時までには寝る規則正しい自分が、日付が変わるぎりぎりまで、がりがり書くことになった。(そのせいで、さらに午前は不調になるのだったが。)


まだ、熱冷めやらぬ。当たり前だ。まだ終わっていないんだから。でも、本当の本当に、一区切りを付けることができたんだ。しかも、締め切りぎりぎりじゃなく、余裕をもって。


うれしい、うれしい。まだ応募もしていないから、浮かれる要素は一つもないんだろうけど。でも、持久力のない自分が、一つのことを最後までやり遂げることができた、その事実がうれしい。


おかげで眠いわ腰は痛いわだけど、溜め込んだ疲労にさえ、勲章をあげたい。よくやった。とりあえず、今は自分を褒めてあげたい。時には、自分を甘やかすことも大事なんだ。と、何かの自己啓発本に書いてありそう。うん。


さっきもいったけど、まだ作業は終わっていない。しょうもないミスで、作品の質を落としたくないから、最後まで気を抜かずにいたい。


大丈夫、ぼくならやれる。……そんなことばを、「死にたい、死にたい」が口癖の人間がいうことになるなんて、思わなかったよ。ふふ。


今日はとりあえず……体を休めよう。もちろん、頭も。じゃないと、原稿に目を通しても、誤字脱字に気付かなさそうだからね。体が何よりの資本。ふふ、これも自己啓発本に書いてありそう。


初めて出版社に応募する小説。この日記のようにウェブで公開するのとは、ちょっと違う。ぼくの小説は、ぼくが書いた世界は、どこまで届くんだろう。


あとは応募予定日まで、作品の質を上げること。ぼくが自分の作品にしてあげられることは、それだけだ。





「僕だけが、鳴いている」


これは、
ぼくと、ドッペルゲンガーのドッペルさんの話。


連載中。


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