作品紹介09 『タマとタロはいつでもごろごろ』 THE ART FUCHU
作品紹介09 『タマとタロはいつでもごろごろ』(by Jの先生)
ゴンドアート(インドの伝統的なアート)の紋様は、モチーフが木目や羽根、葉脈など自然の形であることが多く、動物との相性がとても良いです。ただゴンドアートの場合、動物たちは屋外(森や空)にいて、飼い猫や鳥などペットが描かれることはありません。
そこで今回、私は「ペット」を描くことにチャレンジしてみました。
ちょうど高校1年生の女の子が誕生日だったので、彼女へのプレゼントとして、その子の家にいた(そして今は天国に行ってしまった)tamaちゃんと、新しくやってきた、どてっと昼寝をしている猫ちゃんであるtaroくんを描きました。
今回お誕生日だった女の子は、名前に「青」という字が入っていたので、taroくんのベースに青をチョイスしました。仕上げとしてtaroくんの名前をテルグ語で書いたらカッコよかったので、tamaちゃんの方にも付け足しました。
二枚並べるとすごく良い感じです!
こんなのもらったら嬉しいかも!
ここに白のパネルを入れると開催中のパリオリンピックになるので、フランスの三色カラーをまとっているキャラ「スパーキーくん」をプレゼンテイターとして抜擢し、メッセージカード風にして、三点セットでプレゼントしました。お誕生日おめでとうとテルグ語で書いてあります。
16歳、高校生になったばかりの初めて夏に、パリオリンピックがやっていたこと。家族としての猫ちゃんが、謎のキャラといっしょに、いつでも自分を応援してくれていること。学校で忙しい毎日。テストや課題の毎日。もしあれこれ考えて、緊張しちゃったら、猫ちゃんたちみたいに、大きなあくびでもして、ゴロゴロ寝転ぶといいよ。
そんな時間と想いの詰まったゴンドアートとなりました。
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