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吉祥寺にある小学生がオーナーの本屋さんに行ってきました

こんにちは。Jの先生/藍澤 誠です。雨ばっかりで読書が捗る。晴耕雨読な毎日です(※私の場合、noteを読むのも読書に入っている)。

さてさて、自分の原点を見つめ直すキャンペーンということで、結婚する前、20歳前後に毎日のように通っていた吉祥寺(主に東急裏のエリア)に行ってきました。今回の目的はずばり『ブックマンション訪問』です。

ブックマンションとは、文字通りブックなマンションなのですが・・・こちらの記事にしっかりとした説明がありますので、ご存知ない方はぜひどうぞ。

日本に、いかに本が好きな人が多いか、そして町にリアル本屋を必要としている人がいかにたくさんいるのか。文化発信の場としての書店を大切にしていこうというスピリッツが伝わってきます。

私がこの「ブックマンション」を知るきっかけになったのは、山内佑輔さんでした。ブックマンションのオーナーの一人である山内さんがフェイスブックに、

『ソトコト』に特集されました

という情報を上げていたので、雑誌を買ってそれを頼りに向かいました。スマホで詳細は調べず、雑誌を手にして出かけるのも自分見つめ直しキャンペーン(平成初期モード)の一環です。

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▲素敵な表紙の雑誌です。2020年11月号。発売されたのは少し前です(今は2021年7月)。気になる方はバックナンバーで探してみてください。本棚の所有権をみんなでシェアすることで、ブックマンションの運営が成立しています

ブックマンションの外観は吉祥寺らしくおしゃれなメゾンです。記憶が正しければ、ここがまだレストランだったころ(ずっとずっと前のことですが)に何度か来たことあります。その記憶のせいで店舗の発見にちょっと苦戦しました。

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書店は地下にあります。

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この階段をとことこと降りていくと・・・

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ジャーン! 大きな棚に本がぎっしり。背表紙たちが笑顔でお出迎えしてくれます。

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ぜひ上の画像を拡大していろいろ見てください。本棚単位で書店が成立しています。たとえば赤い本棚。

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耐えて勝つ。決めて断つ。こんな時に負けない、赤ヘル軍団の強いOMOIが伝わってきます。

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こちらは小学生のきょうだいの棚小学生・中学生でも、吉祥寺に書店を所有することができます。数十人いるオーナーたちは持ち回りで店番をしているそうです。

小さな作家さんの本『リスの1日』を購入しました。主人公がリスである必然性はゼロで(笑)、本人の想いや行動がシンプルにリスに置き換えられているという、なんともキュートな一冊でした。ここでの売り上げはブックマンションと本人の双方に行くようで、彼女のお小遣いになっているとか。

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『リスの1日』と併せて、この日、私が買った本は、次の二冊です。

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いつか夢を叶えようとずっと思っていると、「いつか夢を叶えようと思っている人」になってしまう。そうではなく、「たった今、夢を生きる人」でありたい。夢を生きることを実現するライフデザイン。自分の「今すぐ」を、ふつうに叶え続けるシンプルさ(※だから今、文章を書いています)。

吉祥寺に本屋さんを持ちたい! を叶えるデザイン。
自分の本を売りたい! を実現するアイデア。

私の場合、本を読むことが目的ではない。あらゆる意味で、本と共に生きていたい。体験したことはこうして文字にして伝える。文字にして自分の記憶にとどめる。伝えて留めて、新しい何かを作ったり生んだり。それをずっとずっと繰り返す。

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この日の食事はマーガレット・ハウエル。吉祥寺のマーガレット・ハウエルは公園の隣にあって景色がとてもいいのです。公園といっても小さな公園なのですが、吉祥寺には井の頭公園を除くと、公園っぽい場所なんてほとんどなくて。食事をしながら、あるいは読書の合間に、おそらく近所に住んでいると思われるかわいい男の子、ママさんの買い物の小休憩の傍ら、キャッキャと遊んでいる女の子たちの姿をぼんやり眺めることができます。

清潔な配色でまとめられた、空調が程よく聞いた静かなマーガレット・ハウエルの店内。ていねいにつくられた料理。熱い想いでかかれた本。商業地でありながらも地元感を残した町。

最先端ではないかもしれないけれど、やっぱりこれだよね、という定番や、え? こんなところに?! という掘り出し物を提供してくれるさすがな吉祥寺らしさに、自分の夢を重ねていくライフ&ワークスタイルは、やっぱりいいな。

たった今、夢を生きる人でいよう。
そんな生き方ならできる気がするし、すでにそこそこできてる気がする

高校生の時からずっと寄り添ってきた妻と一緒に、いい感じで原点を思い出せた、スペシャルと言うほどではない、ふつうの、こうして思い出せばほんのり幸せになれるような時間の重なりに感謝するJの先生/藍澤 誠の1日でした。

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