藍 沢

藍沢です。

藍 沢

藍沢です。

最近の記事

心の距離感

繋がりが減っていく感覚 あったものがなくなる感覚 心が離れていく感覚 こうやって遠くなっていくんだろうなぁ

    • 無題。

      期待してはダメ。 一方的な感情に伴う欲求や期待が無くなれば幸せなのだろう。 叶わないと分かっていても、抱いてしまうその感情は、予想の的を外すことなく心臓を射抜く。 どうせ、終わる。 どうせ、過ぎ去る。 どうせ、変わる。 口から出かけた言葉を噛み砕き、消化できないなりに奥へとしまい込み。 届かない想いを形にし今日も眠りにつく。 明日が変わる日を夢見て、夢の中へと溶け込む。

      • 月の光に苛まれる夜。

        失敗をしたって、嫌なことがあっても、なんとかなる。 大概のことに感情を深入りさせず、基本的には楽観的。 何があってもへっちゃら。 ふとした時に、上を見上げると、隠れていた劣等感が顔を出す。 劣等感に苛まれた夜は、歌いたくなる。 根底にある劣等感を隠すために。 今日もへっちゃら。 今日も感情を歌に乗せて。 雲に隠れた輝きのように。

        • 無題

          幸せとはなにか、 僕が感じる幸せと、君が感じる幸せは、同じかもしれないし、まるっきり別のものかもしれない。 僕の幸せは、あとから感じることが多かった。 瞬間的な幸せは日常に多く潜んでいるものだ。 気づかないうちのその瞬間は去っていき、あとから「幸せだったなぁ。」と気づく。 できるだけ目を凝らして、耳を澄まして、日々を送りたいと思うが、なかなかできないものだ。 それを探していくのが、人生なのでは?と。 幸せとはなにか。

        心の距離感

          冬至

          車の暖房を付けると、フロントガラスはたちまちに曇ってしまう 曇りをとろうとつけた冷房は、まるで身体ではなく心を凍らしているように感じた 心を撫でると、霜の降りた家路を思い出す まだかまだかと 辛い時間は長く感じるもので、ひたすら虚構のなかを彷徨っているようで いつか、この時間さえも薄れ、何事も無かったかのように平然と生きていくのだろう なにも出来ないのは、それを理解しているからなのか、それとも、ただなまくらなのか よくもまあ、つらつらとこんな文章が書けるものだ

          無題

          「人間だから堕ちるのであり、生きているから堕ちるだけだ。」 良心の呵責とは裏腹に、選択してきた運命は人間としての本性を露わにするものだった。 『嗚呼、何処までも堕ちよう。あなたがいるなら。』 君は言う『 』と。 今日も世界は平和を目ざし昇っていく。 足並みを揃えようともせず、前へ、前へと昇っていく。

          無題

          3月の匂いがした今日 4月を待つ今日 いや、2月を懐かしむ今日 懐旧の情が心臓の辺りをうろうろと、 「私を掬って、食べて」

          無題

          ある神が世界を創った。 少し変わった世界になった。 恐らく、それはマイノリティだと言う。 誰が悪いわけではなく、ただの成り行きでしかない。 閑散とした世界は、ある種の平和なのかもしれない。 が、寂しくないわけではないそうな。 血や毒、涙で溢れる世界をもう見ることができない。いつか、見ることができるのであろうか。 喧騒と静寂が交じり合うのが先か。 終焉を迎えるのが先か。 神のみぞ知る。と言ったところか。

          淀み

          どうやら、今日も満足のいく一日ではなかったようだ。 雨など降ってはいないというのに、鉛のように重く、乾いた炭酸のようにベタベタと心に重力をかけてくる。 これも台風のせいだろうか。はたまた。

          悪魔

          渇きを潤すコシのよい音が首筋を這い、耳に伝う。 自分の渇きに気づいたのは、それを目の当たりにした時だった。 黒の塊を包容した白や黄土色は、悪魔と形容するのにさほど時間がかからなかった。 今思い返すと、幼い頃に悪魔と対峙した時は、これがどれほど悪魔なのかということをまだ知らなかったのだろう。 それはまるで天使のようで、神秘的だった。 悪魔とは程遠く、喉から手が出る程欲しいものだった。 時の流れとは恐ろしいもので、過去の経験や感情といったものはしばしば忘れ去られることがあ

          眠れない夜にふと思う

          眠れない夜にふと思う時がある。 「眠れない人は、今日という1日に満足してない」 と誰かが言っていた。 満足という言葉は非常に曖昧で、主観的、あるいは感覚的といった輪郭の無い概念だと藍沢は思う。 さて、向上心の高い人は夜眠れないのだろうか。 冒頭で記した言葉を思い返すと、今日という日に満足することなく高みを目指す人は寝れないという事になる。 肉体的には満足しているが、精神的には満足していない。そんな状態になっているのかもしれない。 藍沢は、この状態をコントラディレクショ

          眠れない夜にふと思う

          無題

          タバコを吸いながら人の思考に耳を傾ける15時 自分の円に収まらず、人の円に介入する それが縁なのではないかと思う15時5分 夏めいたと思えば、もう9月 5月病をまだ引きずる藍沢は悪い子ですか? まだ青いすすきを見ながら