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やまとこころつづり

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流れるままに紡いだり、音、律、間にもこめてみたり、ふいに空に湧きでたおとを急いでつかまえて紡いだりした、言霊の短編随筆詩集
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#自由詩

なごり花

なごり花

青く茂りはじめた
やわらかい葉っぱたちの中に

桜の咲き残りを探す

華やいだひとときの
余韻を楽しませてくれる

荷物の発送のために
久しぶりに寄ったコンビニの中を
ぐるりと一筆書きに廻る。

何も手に取らずにニ周目。

以前なら一周すれば
幾つかの品物を抱えていた。

それでも
駅裏に在ってくれることの
ありがたさに感謝して
切り餅と生活用品を持ってレジへ。

レシートを受け取り、
「ありがと

もっとみる

あぁ そうか

自分と同化してたのか

ちがうのに


自分のことのように

でなく

キミはキミとして

キミのままを

受け入れれば
よかったのか


"片付けられない"
キミの魔境も
 聖域 に見えてきた


23年かかった
小さくて
大きな
氣づき

キミは私の
カカミ様

準備万端、整った!

風も強くなってきたよ


どこまで翔んでいけるかな♪

向こう岸まで?

もっともっと

ここから見えない原っぱまで?

もっともっともっと!

翔び立つと
世界がグングン
広がるんだって

飛び出せば
わかるんだね

たのしみだね
たのしみだね

#ispace

誰も、我一人では
我を知ることができないのだと
旅路の白兎見て思う

他が我を向き
我の如何なるかを
知らせてはじめて
我を知る

我を他が知らせて
ワ タ シ を知る

我を知るため
我々を創りし主も
然りかな

音沙汰のない
一羽目が教える

我も他も元は一