テディと留学⑯〜授業紹介・春〜

テディベアです🧸食べ物、旅行に続き授業紹介です🌸
前2つほど面白くないかもだけど私の留学の中心にあった部分なので、記録がてら解説していくよ💡


<基本情報サラッとおさらい>

・San Diego State Universityに留学🌎
・↑アメリカ / カリフォルニア州
・主にSpanishを学びたい
・留学準備を細かく綴っていくブログ更新中


<過去のテディと留学シリーズ>

その1:申請前
その2:学内申請
その3:学外申請
その4:ワクチン接種
その5:単位変換と履修登録
その6:ビザ申請
その7:サヨナラ秋田編
その8:海外送金と携帯
その9:出発
その10:Huntington Beach
その11:大学紹介
その12:友達作りのコツ
その13:秋学期授業紹介
その14:食べ物編
その15:旅行編



授業の選び方


何の授業を取ってもいいけど、
条件を満たさないと
単位変換はされない。


というのが今のAIUのルールです。学生としては全部単位にしてくれよ頑張ってるんだから。と思いますけどね。

アメリカでの1学期目は手探り状態で取りたい授業ベースで履修を組んだので、2学期目は単位変換重視で組みました😊

その結果がこちら。どぅーん。

6科目3単位ずつの計18単位です。


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ポルトガル語

・PORT110 / Portuguese for Spanish Speakers
・3単位
・月水14:00-15:15
・生徒数10人

スペイン語話者向けのポルトガル語の授業。スペイン語と似ている部分はガンガンぶっ飛ばしていくぶん効率よく学べました。

★好きポイント
『1つ言語がわかると近しい言語もわかるようになる』が実感できたところ。ポルトガル語ゼロ状態でもスペイン語と似てるから先生が言ってることわかるんですよ。おもしろいね。


★先生
前学期ラテン文学を教えてくださった先生です。唯一一年間受け持っていただいた教授でした。Muito obrigadaaaa🥰


★課題
やれば終わるちょっとした課題が毎回出るタイプ。でもテスト前の復習はそれなりに大変。


★テスト
単元テストが4回と、スピーキングテストが中間と期末にありました。ちゃんと勉強しないと点数取れない。


★チューター
ポルトガル語にはチューターさんがいて、オフィスに行くと会話の練習相手をしてくれました。私は月曜日にしかいかなかったけど。平日毎日違うチューターさんがいた。すぎょい。


先生の字、いつも走り書き

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スペイン語

・SPAN302 / Advanced Conversation and Writing
・3単位
・火木9:00-10:15
・生徒数15人

これ以上高度なスペイン語の授業を取っても単位にはならなかったのですが、スペイン語に触れる機会が少なくなってしまうのが怖くて捨て教科で取りました。


★好きポイント
エッセイを書いたりディスカッションをしたり、スペイン語でEAPみたいなことができた。


★先生
何言ってもとりあえず受け止めてくれるので発言することに対する抵抗感がありませんでした。周りがガンガン話すので先に言われないように身構えがちだったな(笑)

ただ、最後にまとめて採点する方だったので、先生の意向に沿っていなかった提出物は全部点数引かれてました。途中でフィードバックくれてたら直せたのにな。


★課題
論文読んだり映画見たりして、そのQ&Aに答えていくスタイル。少なくもなく多くもなく。


★テスト
単元テストが4回。それなりに勉強してこないと地獄を見るタイプのclosed book examenでした。


こーんなオシャレな講義棟で受けてました

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人文学

・HUM103 / Public Humanities 
・3単位
・火木11:00-12:15
・生徒数50名

★好きポイント
『結局Humanitiesって何なん?』と思うほど、守備範囲の広い学術分野でした。移民学、医学、環境学、etc… 単位にするためだけに取ったけど一般教養がとても身につく授業でした。

★先生
大人数の講義型の授業だったのであんまりちゃんと話したことはなかったなぁ。でも授業に野外活動とか取り入れてくれるおもしろい先生でした。


★課題
週に一回400ワーズくらいのエッセイを書く課題があったけど、そんなに大したことなかった。


★テスト
学生の皆さんは胆に銘じておきましょう。

テストで点を取りたいなら教授の傾向をつかめ。

初回のテストで40点を取りましたが、その後勉強法(というか対策法)を変えたところ満点近く取れるようになりました。学習として正しいのかは置いといて学生が生き抜くすべとしては大切な能力かもしれない。


授業の一環で壁画を見に行ったこともあれば
お絵描きタイムがあったことも。

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社会学

・SOC352 / Global Social Problems
・3単位
・火木14:00-15:15
・生徒数25人


★好きポイント
ただAIUの単位にできるから選んだ授業でしたが、世界の社会問題について考えさせられる授業でおもしろかったし、日本人留学生として他の学生とは違う視点の意見をシェアできたのがよかったです。


★先生
ブラジル出身の先生。よくブラジルの社会問題(貧困、差別、etc)について話してくれました。教科書の内容と先生の経験談を織り交ぜた講義は聞いていてとても面白かったです。


★課題
『次の授業でこれについてディスカッションするからこの論文読んできてね。』が多め。あとはグループプレゼン1回。


★テスト
単元テストがマークシート式の○×テストだったんですよね。英語問題か単なる勉強不足か、全然点数取れなくて。Extra Credit Opportunity (なんか授業外のイベントに参加して感想文だしたら点数もらえるシステム)で成績を保ちました。



Extra Creditでブラジルの社外派映画を見た時の。

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地理

・GEO321 / Geography of United States
・水曜19:00-21:40
・3単位
・生徒数30名(出席者約10名)

★好きポイント
300番台なのに、アテンダンスがないしテストがとても簡単。SDSUで楽単を探している人はこの授業いいかもしれない。ただ、そのぶんあまり楽しくはなかったです。👉🏻👈🏻


★先生
カーネルサンダースに似たおじいちゃん先生。授業の休憩時間には毎回 "Let me make a phone call to my wife." って。カールじいさんみたいなおだやかな余生を過ごしてほしい(何様)


★課題
特になし


★テスト
単元テストが4回。オープンブックの選択問題だったので簡単でした。


★アメリカの学生の学習姿勢について
SDSUの学生は全体的に学習に対して真面目な姿勢を見せる人が多い印象でした。でもこの授業、ほとんど出席してない。理由は出席確認がないうえにアップロードされている授業スライドを見れば講義内容がわかるから。

テストはオープンブックだったし、授業に来なかった彼らもちゃんとA取ってるんだろうな。学生が来なくてもいいシステムを作ってしまうとこうなります。私みたいに休むのは先生に申し訳ないからという理由だけで出席していた人は少なそう。みんな効率主義なんかな🤫


何となく知ってる地名が出てくるとうれしいよね。

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Chicano Studies 

・CCS330 / Chicano Chicana Studies 
・木曜16:00-18:40
・3単位
・生徒数25人


Chicano = メキシコ人でもない、アメリカ人でもない。メキシコにルーツを持ちアメリカで生まれ育った人のアイデンティティを指す言葉。移民問題や差別、文化について学ぶ授業でした。


★好きポイント
サンディエゴに根差した授業でした。サンディエゴが持つ暗い歴史とか現代との繋がりとか、複雑な部分を学べたのは大きかったです。毎回校外学習なのも楽しかった!🦋


★先生
授業中にピザを頼んじゃうおちゃめなところがある教授。過去に社会運動を起こしたり、今でも文化保存協会で働いていたり、Chicanoの研究をしながら社会に変化をもたらそうと動いてもいるすごい人。


★課題
『学期中に30時間community based actionに費やしなさい。』
ということで地域のミーティングに飛び込んだり、ボランティアしたりしていました。この課題はとってもいい経験になったな。


★むずかしかったぁぁぁ
Chicanoなんて触れたこともなかった私が、300番台の授業に飛び込み。周りの学生はサンディエゴで生まれ育った人ばかりで『自分がChicano』という人も。知識も経験も足りなくて、毎回頭がパンクしていました。助けてくれたクラスメイトMuchas gracias.


★テスト
中間と期末にエッセイ提出があるだけでした。日本の移民問題とかけ合わせながら書いたエッセイはそれなりに好評でした✌



普段の授業はこんな感じ。
Chicanoの英雄たちを描いた壁画を解説。
地域のプチお祭りに行ってみたり
そこで素敵なピアスゲットしたり
だから授業中にピザ頼むなってぇ〜😏

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アメリカで授業を取り終えて

Hopefully約30単位持って帰れるっぽいです。
まだ曖昧なのは確定ではないから。SDSUがAIUに公式的な成績表を送り、それを履修チームが確認したところでやっと単位になります😀

感想:
やっぱりネイティブの英語についていくのは大変。
課題はAIUのほうがきつかった。
授業態度は前のめりな人が多くておもしろかった。


もしもう一回授業を組みなおせるとしたら一学期目からもうちょい300番台入れたかな。自分がビビってたほど100番台と300番台の難しさに差はないように感じました。難しさの質が違うだけで。

100番台(入門レベル)の授業は基礎なので暗記多め。選択問題系のテストしくじるとすぐ成績下がります。

300番台は内容が深いぶん思考力は必要になるけど、留学生ならではの周りとの視点の違いを存分に活かせるのは断然こっちだと感じました。参考までに🙌🏻


とまあ、振り返れば思うことはいろいろありますが、それぞれの授業で楽しく学べたので百点満点です💯


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履修チームとバトってた話

年末からAIU相手にケンカしてたんですよね(大袈裟ぽいけどわりと真)
ついこないだ決着がつきました😀✨


ことの発端は単位認定に関するルール。

『対面授業しか留学先の単位として認めない。』


大学側の主張:
・海外の授業およびその環境でしか味わえないものを体験してほしい
・ルール変更をするには慎重な議論が必要なので今は難しい


学生の主張:
・もう今の時代オンラインやハイブリッド授業の選択肢を認めなかったら授業選択の幅が狭まって学生に不利益が出てしまう
・すぐに変えられないなら今から変えるように動くべき


私は個人的にメールでやりとりしてたし、友人が署名集めてたり、有志で情報収集して照らし合わせをしたり。


その甲斐あってか、つい先日ルールがとうとう変わり、オンライン授業やハイブリッド授業も認められるようになりました。


留学前のAIUには全然留学生いない。
先輩からの情報が少ない。
対面の留学フェアもない。
ポストコロナの単位変換のルールも整ってない。



振り返るとゴリゴリにコロナの悪影響受けてたんだなと感じますが、それでも現地に行かせてもらえただけとてもありがたいと思うし、これで一つ次の世代の苦しみが減ったとしたらうれしいことですよね。


純粋に楽しく海外で学べる人が増えますように🍀
学生の声に耳を傾けてくれてありがとうございました。



以上私の授業の話でした。

もしもう一回留学先を選べたとしても

SDSUを選ぶだろうと思うくらい

どの授業も楽しい大学でした。

アカデミック重視な人はアメリカおすすめです✨



次回はアルゼンチンの話です⚽️お楽しみに!

テディベア🧸



Teddy's Diary Highlights!!
🏰〜March〜🏰


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