見出し画像

秋に太る理由

それは・・・

アナタが熊と一緒だからです。


秋になると食物がとても美味しいから
太りやすい・・・

のではありません。


最近、研究で分かったことなんですが、


例えば、熊は秋になると冬眠の準備を
始めますよね。

たくさん食糧を食べて
ひと冬を越せるのに十分なくらい
エネルギーをため込みます。

これは熊などの冬眠をする動物に
限ったことではなく、サンマも
冬に備えてカラダに脂肪を蓄えます。


サンマは夏から秋のかけて日本の海を
北上します。そして冬にまた南下していくのすが、
ちょうど秋に北海道付近を脂肪をため込んだ
状態で通るため、ここで上がったサンマは
脂が乗って美味しいんです。


植物も秋に栄養を蓄えます。


なぜか?


秋になると、日照時間が短かくなるので
これに反応して脳内のセロトニンという物質が
減るそうなんです。

これにより、脳は秋を感じ、
動植物は冬の準備を始めるんです。


実はこれ、人間の脳にも起きているんだそうです。


なので、人間も冬に備えて
脂肪を蓄えようとしているんです。


そこにきてサンマなどが
美味しい状態で食卓に並んでいたら
そりゃ太りますよ。


因みにこのセロトニンは
多くの現代人が不足している物質のひとつです。

作用はというと、ノルアドレナリンやドーパミンの
暴走を抑えて、心の安定をはかっています。

セロトニンが不足しすぎると、
心のバランスが崩れ、鬱やキレると言った
状態になり易いそうです。


現代人のライフスタイルが原因であると言われています。


過度なコンピュータ操作、テレビやゲーム漬けの毎日、
運動不足、昼夜逆転の生活リズムなどの不規則な生活、
そして食生活の乱れ。

本来、セロトニンは規則正しい生活リズムで、
軽い運動や日光浴など行えば、
自然と活性化されるそうです。


冬眠しない人間は
秋こそ生活スタイルを改める必要が
ありそうですよ。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?