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一日一句【菜根譚】

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📚中国明代の洪自誠によって書かれた古典「菜根譚」は、儒教や仏教の教えが込められた、人生の教科書のような書物です。🌱日本では多くの読者に愛され、実業家や政治家、著名人にも座右の銘と…
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一日一句【菜根譚】#15『欲厚其德,必先大識』正解のわからない時代だからこそ、深く…

「欲厚其德,必先大識」という句は、徳行と認識は相関関係にあることを示しています。 徳行と…

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一日一句【菜根譚】#14 『節義自暗室,經綸出臨深履』節義と経綸(けいりん)

節義は暗室に欺かず、経綸は臨深履薄から生まれる 意味 節義とは、光明磊落な偉い人格と節…

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一日一句【菜根譚】#9 『不悪辱穢,礼德賢愚』許容する心:人として生きていく上で大…

「不悪辱穢,礼德賢愚」の日本語訳は、以下のとおりです。 「辱穢を悪とせず、礼徳賢愚を包容…

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一日一句【菜根譚】#7『精誠所至、金石為開』「荘子」の「漁父」篇より

精誠所至、金石為開 この言葉は、中国の古典「荘子」の「漁父」篇に登場する言葉です。真心が…

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一日一句【菜根譚】#6 『忙里偷閒、鬧中取靜』騒がしい世の中で冷静を保つ

単語解説 忙(máng):忙しい 里(lǐ):里、村 偷(tōu):盗む 閒・闲(xián):暇…

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一日一句【菜根譚】#5『多此一舉 尤為晚矣』生成AI時代にあった生き方

多此一舉 多:たくさん、余計な 此:この 一:ひとつ 舉:挙げる、する 「余計なことをす…

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一日一句【菜根譚】#3「心無雑念自然清」 ビジネスと心の平穏

心無雑念自然清訳 心が雑念でいっぱいになっていなければ、自然と清らかになる。 解説 理性的な思想を保つことで、物事の道理を理解することができるという意味です。しかし、物事の道理を理解するために、物事に執着してはいけない、ということです。物事に執着すると、物事に囚われて、物事の道理を見失ってしまうからです。 心が空虚であれば、外界の境遇も空虚になるという意味です。しかし、外界の境遇を空虚にしようと努めても、心の中に欲望や執着がある限り、外界の境遇は空虚にはなりません。

菜根譚(さいこんたん):ビジネスの世界で活かす古典の智慧

あなたは、ビジネスの世界で成功を収めるための秘訣を探していますか? もし答えが「はい」…

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一日一句【菜根譚】#1 ”朴魯疏狂,歴事之道” 世情に通じているよりも素朴でいるほ…

朴魯疏狂,歴事之道 朴魯:素朴で純朴であること。 訳文 要するに、世の中をあまり経験して…

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